松嶋菜々子が「ゴースト~」のあの名シーンを振り返った!「素直に挑みました」

2010/10/14 15:04 配信

映画

ラブ・ファンタジーの名作をソン・スンホンと松嶋菜々子主演でリメーク(写真左から)

11月13日(土)から公開される映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」の完成披露舞台あいさつが10月12日、都内で行われ、出演者の松嶋菜々子、ソン・スンホン、芦田愛菜、橋本さとし、鈴木砂羽と、大谷太郎監督が登壇した。

同作は、'90年に公開された名作映画「ゴースト ニューヨークの幻」を現代の日本を舞台にリメークしたラブ・ファンタジー。ある事件で命を落とした星野七海(松嶋)。彼女の魂はゴーストとなり、恋人の韓国人陶芸家キム・ジュノ(スンホン)を守るために彼のそばに寄り添っていく。'90年のオリジナル版では命を落とすのは男性だが、本作では男女の設定が逆になっており、松嶋演じる七海がゴーストになる。

オリジナル版の名シーンともいえる、2人がろくろを回すシーンについて松嶋は「ロマンチックで、すてきなシーンだったので、アジア版でもその空気感を大事にしなければいけないなと緊張していました。でも、ジュノと初めて会ったときの気持ちを丁寧に純粋に演じようと素直に挑みました」と振り返った。

スンホンは、前もってろくろを回す練習をしなかったらしく「簡単そうだと思っていたら、手に力が要るし、形を作るのも大変で、前もって練習しておけば良かったです」と苦笑いしながら苦労を語った。

同じシーンについて大谷監督は「できるだけ初々しく撮ろうとしましたが、実際にはすごくドキドキするシーンになりました。キスシーンも見てほしいけど、僕は宙に浮いた右手が好きです」と太鼓判を押した。