テレビ朝日系で10月21日(木)よりスタートする新ドラマ「ナサケの女~国税局査察官~」の制作発表記者会見が都内のテレビ朝日で行われ、出演者の米倉涼子、柳葉敏郎、塚本高史、飯島直子、鈴木浩介、小市慢太郎、夕輝壽太、齋藤めぐみ、瀬戸康史、鹿沼憂妃、勝村政信、泉谷しげる、武田鉄矢が出席した。
同作は、「やまとなでしこ」('00年、フジ系)、「ハケンの品格」('07年、日本テレビ系)など、働く女を主人公としたドラマを数多くヒットさせてきた中園ミホが脚本を担当。東京国税局査察部を舞台に、誰にもマネできないような大胆な手法で脱税者を追い詰める女性査察官・松子(米倉)の活躍をシリアスかつコミカルに描く。
米倉は「“東京国税局・査察部・情報部門・査察官”っていうのが、みんななかなか言えなくて、初日からみんなで(その言葉を)連呼しながら仲良くなりました(笑)。中園(ミホ)さんに楽しいドラマを作っていただいて、わたしたちは一生懸命やるだけです!」とコメント。一方、脚本を担当する中園は「国税局や脱税者を取材する中で、日本一できる女性査察官の『脱税するヤツは日本の道路を歩くな』という言葉が印象に残り、毎回、松子に言わせることにしました。米倉さんにはハードボイルドなイメージがありましたが、実際はチャーミングな方。そんな彼女を見せられる『鉄子の部屋』のシーンは楽しくできています」と見どころを語った。また、お金がテーマの本作にちなんだ「大金が手に入ったら何に使うか」という質問には、「お金もうけすると、いろんなトラブルがありそうなので、正直、大金はいらないんです。金もうけより、人もうけですね!」(米倉)、「(お金が)入ってきた経緯にもよりますけど、一生懸命働いて入ってきたお金なら大事に使いますし、ひょんなことで、ラッキーに入ってきた大金なら、何も考えずに一夜で使います」(柳葉)、「母からの教えで、お金はきれいに使いなさいと教育されていますので、自分の足を踏み外さないよう、いろんな人と楽しくサクッと使いたいと思います」(鈴木)とそれぞれの本心を明かした。さらに、共演者の“裏情報”や弱みになるような“いい情報”について聞かれた米倉は「塚本高史君は、ダーツが弱いってことが分かりました!」とポロリ。驚いた塚本は「いやいやいや! 米倉さんは(酒を)飲ませ上手なんです。僕がテキーラをたくさん飲んだ後に、『(ダーツの)勝負をしよう』って言うんですよ(笑)。僕が、足もおぼつかない、ヘロヘロになったところを…お酒が弱い訳でも、ダーツが下手なわけでもないんです!」と必死に弁明し、会場は笑いに包まれた。
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