続いては「第3のバナナマン」とも呼ばれる放送作家・オークラが登場し、プロの目線でコントを解説。今回のテーマについて、オークラは「今と過去と未来のライブ」と説明した。
「今」について、オークラは「バナナマンはTVのレギュラー本数も多いし、その合間を縫って単独ライブをやることが、どれだけしんどいか。24年以上の芸歴で、毎年単独ライブをやっている芸人はいないし、ライブの評判もすぐ業界内に回るからプレッシャーになるんです」と、その大変さを熱弁。
評判については、バナナマンの2人も「毎年やっててさ、『面白くなかったね』って言われてたらイヤだね…」(設楽)、「そうだねぇ(笑)」(日村)と納得。
さらに、その状況の中でも続ける意義について、オークラは「過去、20代のころから毎年ライブを続けてきたことによって、バナナマンに憧れているコント師が沢山いる。そういう人たちや、過去バナナマンがつくってきたものに向けても、やり続ける責任がある」と説明。
そして「そういうものを背負って、未来に提示していく。舞台に立ってコントすることで、芸人として未来をつくり続けていくんです」と結んだ。
その後はバナナマンも交え、一つ一つのコントについて解説。テーマや構造、意図していたことやウラ話などが明かされ、バナナマンのコントに懸ける熱がたっぷりと語られるイベントとなった。
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