岡山県が制作した岡山PR動画「ハレウッドムービー」の新作「となりの岡山田くん」が1月30日より、晴れの国おかやま特設サイトにて公開。完成披露トークイベントが、東京・新橋の岡山県アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で行われた。
トークセッションには、伊原木隆太岡山県知事、倉敷市出身の俳優で前作に続いて「ハレウッドムービー」の監督を務めた前野朋哉、一般公募からオーディションを経て出演を勝ち取ったゴダール金太郎(大学生)、斎藤陸(俳優)、金定和沙(女優)、重岡佑一郎(俳優)のメイン出演者と、岡山市出身のタレントで作品にも登場しているブルゾンちえみが登場。主演を務めた現役高校生・山田晨介(たつのすけ)は受験勉強中のため、欠席した。
本作「となりの岡山田くん」は、豪雨災害後の岡山が舞台。地元の高校に通う岡山田くんと、親友で映画監督志望のゴダールくんは、岡山県を盛り上げるためのPR動画をつくるべく立ち上がる。同級生の熱い男・重岡くんや、でしゃばりな英語教師・斎藤先生、ちょっと影のある女性教師・金定先生も加わり、大好きな岡山を盛り上げようと奔走する青春ストーリー。
昨年度もハレウッド企画で4本の岡山県PR動画を監督した前野は、「岡山田くんの役柄は、岡山田という役名で岡山を背負ってもらうぐらいの設定。少し重荷かもしれないけど山田くんが明るく全うしてくれて、それを皆が支えて、明るく盛り上げていこうという現場でした。
災害の後、考えることはたくさんあるけれど明るくやってますという姿を伝えたかった。災害のことを無視はできないし、それを制作者としてどう表現していくのか、今回、岡山のことをあらためて考え直しました。そこで“晴れ”というキーワードが救いになったと思います」と語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)