田中れいな、ワンマンライブで新曲3曲を初披露!まさかのハロプロ“あの曲”も

2019/02/01 06:00 配信

アイドル

「Be Alive」はTwitterでファンの声を聞き、セレクトしたという曲。バラードは得意じゃないと言うが、しっかり表現力に厚みを持っているphoto by yosuke tsuji


MCもめっちゃ楽しいれいなのライブ。「悟空はなんでカカロットと名乗ったと?」


田中のライブはMCの時間が結構長く、博多弁での自由奔放なトークは楽しみの1つ。2日間の公演でも色々なエピソードが飛び出した。

NHK紅白歌合戦に出場していた当時のことや、ハロー!プロジェクトのコンサート裏話を明かしたり、今年ハマった映画「ドラゴンボール超 ブロリー」について熱弁したり。

「ドラゴンボール」は相当楽しかったようで、4DXでの鑑賞も初体験したとのこと。「あれ、アトラクションやん! 悟空が蹴られると背中がガン!ってくると!!」「水がめっちゃ飛んでくるし!」と、大興奮で伝える様子は見ているこちらもまたすごく楽しい。作中、悟空がカカロットと名乗った意味がよく分からず、一生懸命会場からヒアリングしていたが、結局「?」なままで、「ググるわ!(笑)」と締めるオチに。

「聞いとう!?」と、いつもの博多弁で喋る田中。MC中は素の笑顔が魅力photo by yosuke tsuji


ファンとのコミュニケーションが大好きな田中は、いつも対話形式のようなMCをしてくれる。そして、話しかけても反応がない客席に、「ねえ、聞いてる? 返事して」とお叱りが出た一幕も。ちなみに、次から「はい!」としっかり返事をしてくるファンに苦笑いの田中だった。

キャッチーな新曲「ドキバク錯覚!1日中」から「ドッカ~ン カプリッチオ」で「と・ぶ・よ!」


MC明けは、モーニング娘。の「Be Alive」(2012年)から、LoVendoЯの代表曲「いいんじゃない」「普通の私 ガンバレ」「carry on」を立て続けに披露。

そして、れいなーずの艶やかな表現力溢れる「Dance Track」を挟み、「プシュ!」と電車の扉が開くSEが。「ん?」と思って始まった曲は、まさかのBEYOOOOONDSの「眼鏡の男の子」。本人曰く、「(『The Girls Live』を見て)いいな。面白いなと思ったから」というチョイスなのだが、田中が歌うとまた違った風味の楽曲になるのはさすが。

続けて披露されたのが、2つ目の初披露曲「ドキバク錯覚!1日中」。前回の新曲2つを作ってくれた作詞・新良エツ子、作曲・和田俊輔による提供曲だ。「男の子の気持ちを歌ってみたい」というところから生まれたキャッチーな曲で、れいなーずの4人とダンスでも世界観を見せる曲になっている。本曲に限らずの話だが、今回の新曲には今まで以上に積極的に意見を出し、曲の世界作りに関わったとも話していた。

モーニング娘。時代から追いかけ続けているファンも大勢で、「ドッカ~ン カプリッチオ」の「と・ぶ・よ!」では、会場、息ピッタリの大ジャンプをphoto by yosuke tsuji


新曲での高まりそのままに、本編ラスト、モーニング娘。の「ドッカ~ン カプリッチオ」(2012年アルバム曲)に。ライブ最後で来るこの曲の盛り上がりはハンパなく、田中のあの「と・ぶ・よ!」のコールで会場は一斉に大ジャンプ! 元々弾ける楽曲だが、自身が心底楽しんでいる笑顔を見せてくれ、それがファンの元気になってくるというものだ。