テレビ朝日系で放送中の新しい生き方を提案する番組「人生の楽園」が11月6日(土)の放送で、放送開始500回目を迎えることが分かった。それを記念して、'03年から“楽園の案内人(ナレーション)”を担当する西田敏行がスローライフを体感し、感想を語った。
同番組は、がむしゃらに働き続けてきた人々が心から充実した別の人生を歩むきっかけになってほしいという願いを込めた“いい人生の歩き方発見番組”。500回SPでは、西田が横浜と栃木県茂木町で二地域居住をしている夫婦の元を訪問。西田は、茂木町で夫婦と共に、地元の一員のようにスローライフを体験する。
ロケを終えたばかりの西田は「きょうは、楽園の暮らしを実践しているご夫婦の所に来たんですが、お二人とも本当に毎日を楽しんでおられて…自分も同じくらい楽しい気持ちになりました。さっきから話が尽きないんです」と満面の笑み。楽園での生活を体験し「声(ナレーション)を入れている時も感じていることなんですが、第二の人生を選択されて、うまくいっている人たちの顔というのは、子供の顔…少年の顔に戻っているんですよね。本当に前向きに楽しんでいて、無邪気な感じがいとおしいです」と感慨深げ。自身の”理想の楽園”については「役者っていうのは、いろんな人間を演じていきたいという気持ちがあるので、定年の意識とかがなくて…。一生涯を終えるまでの時間を全部、役者として表現したいという思いがある。でも時々煮詰まったりすると、田舎暮らしでもしてみたいなと思うんですよ。それで、妻に問い掛けたりするんだけど『わたしは、何のために田舎から出てきたと思ってるの』って言われちゃう」と苦笑い。今後、ロケで訪れたい場所は「全国いろんな所で、楽園を切り開いている人たちが大勢いると思うので、全国各地に行きたいです。声が掛かったら、北海道だろうと、沖縄だろうと…尖閣(せんかく)諸島だろうと行ってみたいですね(笑)」と目を輝かせた。
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