「感情」ってのはやっかいだ。
仕事にしろ勉強にしろスポーツにしろ、ここぞというときに感情が左右していい結果が出せなかったり、逆に良い感情のおかげで好結果になったり。
良くも悪くも人間が生きていく上では避けて通れないものだ。まあそれに左右されない冷静沈着な人間もごく一握りいるが…。
筆者は残念ながら感情型ライターニュースエディター(シンガーソングライター風に)であるが故に、集中したい時に限って上司の叱責に悩まされ筆が進まないことも、取引先の美女からのヨイショがガソリンになって尋常じゃないスピードで記事を書き上げることもしばしば。
特に最近あったガソリンは、ある記事のお願いの資料に直筆の手紙で「楽しみにしています」と添えられてあったこと。SNSが全盛の時代であるからこそ直筆の手紙やメモってうれしいものだ。
片手でちょちょいと打ったショートメールの「シクヨロ」より、手紙で左手を添えて書いた「よろしく」の方が重みも温かみも違う気がする。
若干強引だが、そんな「感情」を極力省き、あくまで冷静に仕事をしなければならない職業を扱ったあのドラマについて、触れてみたくなったので、感情の赴くままに筆をとってみた。
各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。
今回は2月4日(月)に放送される錦戸亮主演の“月9”ドラマ「トレース~科捜研の男~」(夜9:00-9:54、フジテレビ系)第5話を取り上げる。
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