舞台はロシアのサンクトペテルブルク。貧しいが頭脳明晰な青年ラスコリニコフ(三浦春馬)は、自分が特別な人間で、人類が救われるならば法を犯す権利があるという理論を持っていた。そして強欲な質店の老婆を殺害し、奪った金を世の中のため役立てようと企てていた。
そんな中、彼は貧しい退職官吏と、その後妻カテリーナ(麻実れい)に出会い、質入れで得た金をすべて渡してしまう。ラスコリニコフはついに老婆を殺害するが、偶然居合わせた老婆の妹まで殺してしまう。
罪の意識に苦しみ、寝込んだ彼を親友のラズミーヒン(松田慎也)、妹ドゥーニャ(南沢奈央)や母プリヘーリヤ(立石涼子)は心配する。
一方、国家捜査官のポルフィーリ(勝村政信)や、謎の男スヴィドリガイロフ(山路和弘)にラスコリニコフは追い詰められていく。そして退職官吏の娘で、娼婦のソーニャ(大島優子)の生き方に心を打たれたラスコリニコフは、彼女にある告白をする。
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