NHK総合で4月20日(土)から金子大地主演ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」(毎週土曜、夜11:30-0:00)が放送されることが分かった。ゲイをひた隠しにして生きる主人公を演じる金子は、NHKドラマ初主演となる。
本作は、浅原ナオトの小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(KADOKAWA刊)が原作の、”ゲイ”と“腐女子”の2人による純粋でねじくれた青春群像劇。
金子は自身がゲイであることは自覚しつつも、「異性を愛し、子どもを作って、家庭を築く」という“普通の幸せ”への強い憧れも持ち、ゲイであることを隠して同級生の三浦さんと付き合うことになる高校生・純を演じる。
そして、相手の腐女子・三浦さん役を映画「ソロモンの偽証」(2015年)などで注目を集める藤野涼子、主人公の秘密の鍵を握るゲイ・パートナー役を谷原章介が務める他、小越勇輝、安藤玉恵らの出演も決定。劇団「ロロ」を主宰する三浦直之が脚本を担当する。
「ゲイ」「腐女子」という単純なラベリングに抗い、葛藤を抱えるクラスメイトや周囲の大人たちに影響を与えながら誠実に関係を築き始める純と三浦さんの姿を、純の愛聴するQUEENの名曲に乗せて描き出していく。
同性愛者であることを母親・陽子(安藤)にも隠して暮らす18歳の高校生・純(金子)はある日、書店で腐女子の同級生・三浦さん(藤野)がBL本を購入するところに遭遇。純は「BLはファンタジーだ、現実のゲイは汚い」と言うが、三浦さんは「それは現実のゲイの人に失礼」と猛抗議する。
三浦さんに興味を持った純は、彼女が愛する同人誌イベントに同行することに。一方、三浦さんは自分を自分として誠実に見てくれる純に惹かれていき、二人は急接近。幼なじみの亮平(小越)がお膳立てしたデートでついに純は三浦さんに告白される。
「三浦さんとなら普通の幸せを手に入れられるかも」と順調にデートを重ね、ついに夜を共にしようとするが、意外なことからぎくしゃくしてしまった2人は温泉に向かう。するとそこで、純はゲイ・パートナーのマコトさん(谷原)と鉢合わせする。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)