小日向文世が日曜9時枠に宣戦布告!「向こうには負けたくない!」

2010/10/16 11:43 配信

ドラマ

「パーフェクト・リポート」に出演する小柳友、要潤、小出恵介、松雪泰子、相武紗季、小日向文世、遠藤雄弥(写真左から)

フジテレビ系で10月17日(日)からスタートするドラマ「パーフェクト・リポート」の制作会見が先日、都内で行われ、出演者の松雪泰子、小出恵介、相武紗季、遠藤雄弥、小柳友、要潤、小日向文世が登場した。

同ドラマは、フジテレビがことしの10月から新設した日曜9時の連続ドラマ枠「ドラマチック・サンデー」の第一弾作品。テレビ局の報道現場を舞台に、主演の松雪演じる蒼山叶ら落ちこぼれの報道記者たちが、第一報の裏に隠された真実を追い、一致団結して再起を目指す姿を描く。

取材力は局内トップクラスだが、社会人としてはまるでダメな報道記者・蒼山役の松雪は「不器用な人間で、真実を追究するがゆえ、組織と折り合いがつかず…おじさんですね、叶は(笑)。人間臭く演じたいなと思いました」と意気込む。見どころについては「最初はダメな遊軍取材班の面々が、最後は(各キャラクターの名前に色が入っているので)『虹色』になっていくよう盛り上げていけたらと思っております」とアピールした。

元社会部記者で遊軍取材班に異動してくる赤坂衆役の小出は「背広を着て仕事に励む役というのは久しぶりなので、すごく張り切っています。自分なりにどう感じて(役に)何が乗せられるか、考えながら演じていきたいです」と張り切る。また、劇中で蒼山から“出世虫”と名付けられたことには「悪い気しないですね。“出世虫”って呼ばれるとなんかやる気が出るんですよね」と語った。

ニュースが読めない女子アナ・奥澤緑役の相武は、「蒼山(松雪)さんには『愛想笑い』とあだ名を付けられたり、うさんくさいと言われながらも、まったく動じずひょうひょうと生きている姿に共感を覚えています」と意外にも役柄には満足げ。参考にしたアナウンサーを聞かれると「パンの付く方がたくさんいらっしゃるので、そういう方たちをイメージして(劇中の)“グリグリグリーン”とかの参考にさせて頂きました」と語り、会場を笑わせた。

最後に、取材先からのクレームが殺到し、遊軍取材班に異動させられたベテラン記者・白石弘役の小日向は「最終的には(遊軍取材班は)1つにまとまっていくはずです。オリジナルでここまで作り込んでいくのは大変なことだと思います。日曜9時はTBSさんもドラマを放送しているので、『とにかく向こうには負けたくない!』その思いで頑張っていきたいと思います(笑)」と宣言し、会場を沸かせた。