坂ノ上茜、柾木玲弥との初対面に「怖い…」<ゴクドルズ短期連載(3)>

2019/02/06 08:00 配信

映画 インタビュー

レモンパネルを持ってなんとも言えない表情を見せる 撮影=永田正雄


――チカを演じると聞いた時の感想は?

オーディションを経て出演させていただくことになったのですが、オーディションを受けるに当たって事前に原作を読ませていただいたんです。

その時に「チカがやりたいな」って思って、二次審査からはチカのトレードマークのツインテールで臨んだんですよ! 

それで、チカをやらせていただけることになった時は「よっしゃーー!」って(笑)。自分がやりたいって思った役を、実際にやらせていただけるなんてなかなかないので、「幸せだな」って感じました。

――実際に演じられていかがでしたか?

大変でした。他の女子二人(岡本夏美松田るか)に比べてお芝居の経験も全然ないですし、ましてや歌、ダンス、アクションとやらなきゃいけないことがすごく多かったので。撮影期間中も自宅で練習したり、動画を見て勉強したりしていました。

――役作りも大変だったのでは?

(アイドルだが中身は男という役柄で)最初は「どうしよう~!」って思っていたのですが、割と監督が自由にやらせてくださってすごく相談もしやすく、私の提案にも「いいじゃん! それやろう!」って言ってくださったりしたので、本当に伸び伸び演じることができました。

――柾木さんとの二人一役でしたが?

柾木さんはすごく人見知りで打ち解けるのが難しかったので、最初の方はもっぱら観察していました。柾木さんのお芝居をモニターで見ながら「こういう表情をするんだ」とか「こういう泣き方なんだ」って研究していました。

実は初対面の時に柾木さんに質問攻めにされたんですよ! みんなで一緒にランチをしている時に、私の正面に座った柾木さんが「財布のブランドは何ですか?」「かばんのブランドは何ですか?」「好きな教科は?」「嫌いな教科は?」「スタバの新作は興味ありますか?」「ディズニーランドは行きますか?」ってマシンガンのように質問してきて…。

「これ、何の質問ですか?」って聞いても、「いえいえ、答えてくれればいいので」って言って続けられて、「怖い…」って思いました(笑)。でも、次第に話せるようになってきて役についても話せるようになりました。

話せるようになると楽しい方で、合間では“地名しりとり”とかして遊んだりしていました。