首都圏を中心に放送中の人気深夜バラエティー「お願い!ランキング」が、パワーアップしてゴールデンへ進出。爆笑問題、ウエンツ瑛士が”おねがい戦士練習生”としてレギュラー出演し「おねがい戦士養成所」の所長で、番組で一番偉い”くま将軍”からの指令を受けて、”ちょい足しクッキング”や”美食アカデミー”のランキングクイズに挑戦する。
「-GOLD」では、深夜でも人気の高い、定番商品にひと味加えて新たな味の発見を目指す「ちょい足しクッキング」と、飲食チェーン店や芸能人の店の人気メニューを、食のプロ集団“美食アカデミー”が試食してランク付けする「美食アカデミー」のグルメ企画に力を入れて放送。10月16日(土)の放送では、はるな愛が経営する鉄板焼き店「ガーデンダイナープラス」の人気メニューを試食して、ランク付け。厳しい批評を織り交ぜながらも愛のある指摘ではるなを感嘆させる。また、ゴールデン仕様としてスタジオにゲストが登場し、太田光チーム、田中裕二チームに分かれてクイズにチャレンジ。ゴールデン進出にあたり、”美食アカデミー”を率いる、人気レストラン ”タツヤ・カワゴエ”のオーナーシェフ・川越達也氏に話を聞いた。
――レストランの経営者・シェフでもある川越さんですが、番組ではどの目線で評価をされていますか?
「例えば、少年のころの川越、いっちょまえに経営者としての川越、プロのタツヤカワゴエ、一般の消費者としての僕…考えてみたら4~5個の表情を持ってやってるのかもしれないですね。職人さんやシェフっていう目線だと全部に厳しい目だけになるかもしれないですが、作り上げた苦労や商品開発が大変なことはわかりますし。でもこの番組では、エビが好きだったり、ハンバーグが出て来たら点を上げちゃったり、少年になっている時が多いかもしれないです。普段は代官山で神経張り巡らせてやっているんですけどね、そんな僕が参加させてもらえていることがありがたいです。「今世の中でこういうのが流行っているんだ」っていうことや、「この企業さんはこの商品に頑なにこだわっているけどなんでかな?」とか、時代の流れをキャッチできるコーナーだなとも思っています」
――売上げ順位が下の方の商品に美食アカデミーが10点を付けて、お店の方が喜ぶシーンもありますね。
「たかだか我々が独断と偏見で選んだランキングなのかもしれませんけど、参加させてもらったことでみんながニコニコできる方向になるとすごくありがたい仕事だなと思います。けなすことが仕事ではないし、あまり日の当たっていなかった商品を表に出したいっていう気持ちもあるので、そのための仕事かなとも思います。ある意味、商品を人として考えてるのかもしれない。なんでこんな頑張ってるのに、こんな評価しかされてないんだろう? 分かってないな~とか思うものを前に出したいなと。遊びで作ってるんではないんでしょうし、作られた背景を考えてしまいますね。この番組がすごくいいなと思うのは、必ず最後はハッピーになるところ。10点がドンドンドン!と出た時に、『水戸黄門』の印籠が出て、この紋所が目に入らぬか!じゃないですけど、最終的には僕らも清々しい気持ちになるんです。スタッフさんに大事に育てていただいてることに感謝しているので、僕もいつもニコニコさせていただいています」
――個性的なメンバーと、これまでやってこられての感想は?
「吉岡(英尋・「なすび亭」店主)さんとかは同じラインにいると思うんですが、きょうは甘すぎたね、とか重かったね、とかの意見はだいたい一致しますね。番組を見ている人からは『ほんとにおいしいんですか?』ってよく聞かれるんですけど、『おいしいですよ』って言います。ファミリーレストランさんとかすごいと思う。仕事が終わって深夜にこそっと行くこともあるんですけど、いつ行ってもおいしく感じますし。一般的に出回っている商品をおいしくまとめている、そこは尊敬しますね」
――美食アカデミーでは、1つのお店のいろんなメニューを試食しますが、川越さんが外食されるときは、新しいメニューにチャレンジされる方ですか?
「勉強と思って食べに行く場合は別ですけど、おなかが空いてとか、癒しのために行くのなら時間がもったいないので、過去に食べたものの中でおいしかったものを食べることのほうが多いかな。でも、そういう人も、このコーナーを参考に今まで食べなかったメニューを食べてもらえるといいですね!」
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