木南晴夏、久々共演の伊藤淳史の印象は「パブリックイメージそのまま」

2019/03/02 08:00 配信

ドラマ インタビュー

伊藤の転機は、中学時代の映画のオーディション


第1回WOWOW新人シナリオ大賞受賞作を映像化した「ドラマW 今日、帰ります。」は、3月10日(日)夜10時より、WOWOWプライムで放送


――劇中、克博は波子のアドバイスを受けていくわけですが、お二人の中で、ターニングポイントになった他人からの言葉や行動はありますか?

木南:以前レギュラー出演していた「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」(2010-2015年、日本テレビ系)で、脳科学者の茂木健一郎さんが言っていたことなんですけど、「仕事をとるのか、家族をとるのか」のように、人生で2つの選択肢に迷った時、どちらを選ぶとしても脳が感じる幸せ指数は一緒なんですって。どちらを選択しても選ばなかった方の後悔が絶対にくるって聞いて、確かにそうだなぁって。そこで「自分が選んだ道を信じていいんだ」と教えてもらったので、選択に迷いなく進めるようになったと思います。

伊藤:サッカーが大好きで小学校からやっていたんですけど、中学もサッカーが強い学校で、毎日部活でした。当時、子役の劇団も辞めていましたし、この仕事を続けたいとも思っていなかったのですが、最後の大会で負けた時、劇団時代のマネジャーさんが、辞めている僕に、オーディションの話をしてくれたんです。「独立少年合唱団」(2000年)という映画なんですけど、それに受かったのがすごく大きいですね。オーディションの話があったからこそ「また俳優をやろう」と思えましたし、いろいろな方との出会いにつながりました。

木南:マネジャーさんは(その作品に)合うと思ったんだろうね。

伊藤:ビックリだよね。辞めてから結構たっていたのに、ありがたかったです。

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