――「UFC234」のカン・ギョンホ戦まで2週間を切りましたが、コンディションはいかがですか?
最高ですね。この2年、苦しい思いもしてきて、自分の強い部分も弱い部分も改めて知りましたし、どこで自分が勝負できるかも分かりました。いい練習もできていますよ。
――石原選手は2年半前からアメリカに拠点を移しユライア・フェイバー率いる「チーム・アルファメール」で練習してきましたよね。それが今回、日本でトレーニングキャンプを張ろうと決めた理由はなんでしょうか?
アメリカに一人で渡ってやっている時は、「俺がやらなアカン」と思い過ぎて、視野が狭くなっていたんです。それが知らないうちにストレスになっていって、いっぱいいっぱいになっていたこともありました。
それが、日本に帰ってきたら、僕のことを昔からよく分かってくれてる仲間が、練習中に日本語で「力抜けよ」「一呼吸置けよ」って言ってくるんです。そのひと言ひと言が、自分の心に大きな余裕を作ってくれました。何より、自分の育った国の言葉で追い込めて、コミュニケーションも取れているので、身体より心のケアができているんです。そのおかけで今はすごく調子がいいですね!
――仲間たちが、試合に向けた心を作ってくれているわけですか。
はい。みんなが仕上げに協力してくれてます。だから今の僕、強いですよ、ホントに。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)