――遊びまくることで自分を取り戻したっていうところが、夜叉坊さんらしいですね(笑)。ただ、現在連敗中ということで後がない立場でもあります。
自分は後がないとは思ってなくて。そういうネガティブな気持ちは一切ないんですよ。自分の感覚は、みんなには見えないから伝わらないかもしれないですが、すべてがベストの状態なので。
――負けることを考えてないから、崖っぷちとも思っていない、と。
次はいまUFCと結んでいる契約の最後の試合で、負ければもう次の契約はないでしょうし。そういう状況であることは、もちろん分かっているんですよ。だから、負けたら僕は引退するって決めていますから。
――負けたら引退ですか!
でも、それは追い込まれて言ってるわけではなくて、それぐらい今回は自信があるし、世界と闘えると思えているので。カン・ギョンホの倒し方次第で再契約もあるでしょうし、やっとその準備ができた感じです。この2年間、アメリカに出て、日一人で踏ん張って苦しいことしてきましたし、それが今の自分につながってると実感しています。だからアメリカでの2年間は、遠回りとも近道とも思ってはないですが、必死でやってきたから、今があると思っています。
――対戦相手のカン・ギョンホについてはどんな印象がありますか?
ホントに世界のアベレージですよね。世界のトップで闘ってる選手の中で、ちょうど真ん中ぐらい。この選手をいい形で倒せれば、間違いなく世界で闘っていける。でも、これに負けているようなら、もうやらないでいいですし、世界のトップにいけるわけがない。倒しますよ!
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