――組長を演じた岩城滉一さんの印象は？
本当にセクシーでチャーミングな方。撮影の合間では、岩城さんが僕らのお芝居を褒めてくださったことがあって、たとえお世辞だったとしてもその言葉はすごく助けになりましたし、これからの糧にできるなって思いました。
――作品の見どころは？
ヤクザがアイドルになるという純粋なコメディーなのですが、その中にも登場人物たちの葛藤といった人間ドラマやカッコいいアクションシーンによる任侠映画の要素が詰まっていて、新しい境地を切り拓いた作品になっていると思います。
この6人じゃないと出せない空気感が出ているので、本当にこの6人で良かったなと思っています。
――リョウのように、もし女性になったら何がしたいですか？
実現不可能ですけど男性に戻れることを前提にして、子供を生んでみたいです。子供を生んだ時の気持ちや、生んだ後に旦那さんへの気持ちがどう変わるのかということを知ることができたら、本当の女性の気持ちが理解できると思うので。
――最後にこの作品をご覧になる方にメッセージをお願いします！
原作ファンもそうでない方もたくさんの方に見ていただいて、いろんな感想を聞ければと思っています。
皆さんの“感想を発信する力”をお借りして、また東映の任侠映画が盛り上がるきっかけになればうれしいです！
取材・文＝原田健
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