市川海老蔵、六本木歌舞伎「羅生門」共演の三宅健は「モテるんだろうな」

2019/02/11 09:30 配信

芸能一般

2月4日、都内にて六本木歌舞伎 第三弾「羅生門」の制作発表会見が行われ、演出を手掛ける三池崇史、市川海老蔵、三宅健、松竹の安孫子正副社長/ 演劇本部長が登壇した。

紋付き袴で登壇した演出を手掛ける三池崇史、市川海老蔵、三宅健撮影=阿部岳人


演出を務める三池崇史は「非常に追い詰められた状況で初日に向けて日々楽しく過ごしています。普段着られない和服を着させてもらって、着こなせないでいますが(笑)、この空間も含めて普段映画では味わえない経験をさせていただき、海老蔵さん、三宅さん、芥川龍之介さんと同じ時間を過ごせるということを幸せに感じています。千秋楽まで演者の皆さんには無事に、観客の皆さんには新たな感動、気付きを感じていただける舞台に仕上がっていると確信しているので、楽しみにお待ちください」とあいさつ。

続けて市川海老蔵は「この度、六本木歌舞伎第3回目を迎えられることも、1回、2回があってのことだと思っています。三宅さんとご一緒するのもわくわくして楽しみです。『羅生門』という芥川龍之介さんの作品に挑戦する、三宅さんとご一緒する、三池監督とご一緒するということは、普段歌舞伎をやっている者として、自分の中でいつも以上に引き出しを増やし、自分が気付いていないことに気付いていけるように稽古時間の中で過ごして、初日を迎えるにあたってそれが具体的に具現化をして、多くの方々に何かを感じていただけるような作品になるのではないのかな、というふうに感じています。多くの方々に歌舞伎というテーマ、芥川龍之介さん、三池さん、三宅さんの魅力を見ていただきたい。六本木歌舞伎ですけれど、大阪、札幌にも行くということで地方の多くの方々に見ていただきたいと思います」と今回の公演について語った。

歌舞伎初挑戦となる三宅は「人生の中でまさか歌舞伎に挑戦させていただくとは考えもしなかったことですので、今隣にいらっしゃる海老蔵さんは、小さいころからお稽古事をなさって修練されてきた方ですが、そんな方とずぶの素人のわたくしが同じ舞台に立たせていただけるということは本当に生涯のうちで、1度か2度あるかのことだと思っているので、これが最初で最後のつもりで、そのくらい捨て身で無我夢中の境地で稽古に挑みたいと思っています。ジャニーズファンの方々に本格的な歌舞伎に触れてもらえるというのも素敵なことだなと思っているので、多くの方に見ていただきたいと思っています」と緊張気味に心境を語った。