カン・ジファン主演「Cafe in」が日本上陸! 「日本語のアドリブを入れたい!」と意欲

2010/10/18 17:49 配信

芸能一般

舞台けいこで迫力ある姿を見せてくれた(写真左から)ウ・クムジ、カン・ジファン

ロマンチック・コメディー・ミュージカル「Cafe in」の舞台けいこの様子が、東京グローブ座で公開され、主演を務めるカン・ジファンが囲み取材に応じた。

同作は、コーヒーとワインという2つのアイテムを使い、男女の恋愛模様を描いた韓国オリジナル創作劇であり、初の2人劇ミュージカル。浮気者で恋愛上手のソムリエ・カン・ジファン(ジファン)と、付き合っていた男性が自分と別れた後に付き合った女性と必ず結婚してしまうというジンクスを持ったバリスタ・キム・セジン(ウ・クムジ)が恋に落ちていくという姿を描いた物語。韓国では、観客の口コミでアンコール公演を成し遂げ、20~30代の観客の絶大な支持を得て、爆発的な人気作に。日本では、韓国ミュージカルの長期公演は、同舞台が初となることで注目を集めている。

舞台けいこを終えたばかりのクムジは「最初は、どうなるかと不安でいっぱいだったんですけど、実際に演じて、今は本当にリラックスした状態です。日本で初めての公演ができて、すごく光栄に思っております。日本の人たちも気に入ってくれるような、とても面白い公演に仕上がっています」とコメント。ジファンも「(記者の)みなさんにいい姿を見せたいなと思いまして、一応、頑張ってはみたんですけども、やっぱり、舞台のセットとかでちょっと不都合がありまして…なかなか残念な部分もあったかとは思います。楽しんでご覧になれましたか?」と記者たちに舞台の感想を求める、おちゃめな一面も。ミュージカルで俳優デビューを果たした経歴を持つジファンは、この作品への取り組みについて「久しぶりにミュージカルをやることになりました。やはり、この時期を逃してはできないんじゃないかと思いまして、意欲を出して取り組んだ作品であります。この作品をやるにあたって、一番大変だなって思ったのは、ドラマや映画とは違って、編集できないという部分がプレッシャーとなりました。そして、2人劇なので、女性の俳優2人でやらないといけない。演出家の人も1人ということで、人数が少ないという部分で、ちょっと寂しかったです」と告白した。

また、劇中で時折見せた日本語の演技については「ミュージカルというのは、踊り、歌、演技という3つをしなければいけない。そこに日本語を少し入れてみましたが、いかに美しくきれいに発音できるかというのが、僕としての課題ではあります。もし、日本語をうまく伝えられなかったら、ミュージカルの流れ自体に支障をきたすのではないかという心配もありますので、そういったことがないようにポイント、ポイントだけに日本語を使って演じようとしました」と苦労を明かし、「これから、日本語の勉強を頑張っていきます。みなさんの反応を見ながら、そして、僕の勉強の進み具合をみながら、アドリブをしたりとか、そういう部分で表現をしていきたいなと思います」と展望を語った。