これまで放送された中で印象深いシーンについては「ひとつの区切りでもあった、たちばな栄養食品がつぶれるかもしれないと口にする森本の胸ぐらをつかむシーンが印象的ですね。表現が難しいシーンでしたが、岡は森本の思いがわかるからこそ胸ぐらをつかむ。お互いに分かりあっているシーンなのかな。森本も、悪かったと謝るし、岡も殴りはしなかったところが僕は好きです。ふたりのすてきなシーンだったなと思います」としみじみ。
そして、今後のことについて「この先、吉乃ちゃんをめぐって森本との関係はどうなっていくんでしょうね。『紳士協定』結んでって、そんな恋愛あります(笑)!? でも『ぬけがけすんなよ』って、岡と森本が目も合わせず約束したのかなと想像すると、なんだかあのふたりらしいなと思えました」と楽しそうに語る。
さらに、「岡は、吉乃ちゃんのことがすっごくタイプなんじゃないですかね。転校生が来て『かわいいー、しぇべりたいなー』と思っている、小学生や中学生みたいな恋をしているんだと思いますよ(笑)。実際に話してみたら、吉乃ちゃんはやわらかい雰囲気でやさしいところがあって、ますます好きになる。吉乃ちゃんは計算高いわけじゃないし、約束すっぽかされても『あー忘れちゃったあ!』とあっけらかんとした女の子、かわいいじゃないですか」と分析し、
「それに、岡は女性にはたぶん怒れないタイプ。男とはケンカするけれど、女性に何か言われたらしゅんとしそう。だから、吉乃ちゃんに振り回されても怒らないのだと思います。“吉乃ちゃんは岡がもらうぞ!”という意気込みで演じていますが、どうなるのか3人の今後を楽しみにみていただきたいですね」とアピールする。
そして最後に視聴者へ、「今まではケンカばかりしていたので、視聴者のみなさんは『朝からうるさいなあ』と感じていらしたかもしれないですけど(笑)、あの暴れていた岡が、恋をしたりしてまた新しい一面が出てきます。泉大津編の塩作りやダネイホン作りでは会社を中心にした話も多かったのですが、より一層家族のシーンが増えて、家族ってなんだろう、家族っていいなと感動するシーンがたくさんあると思います。何回転んでも立ち上がる福ちゃんと萬平さんのふたりに励まされると思うので、引き続き楽しみにみていただけたらなと思います」とメッセージを送る。
福子(安藤)と萬平(長谷川博己)は蒸した麺を乾かしてからお湯をかけるも、麺が思うように柔らかくならず、ラーメンの常温保存の方法で苦戦する。
一方、タカ(岸井)の妹・吉乃(深川)を巡り、男同士の戦いが勃発。神部(瀬戸康史)の同僚の岡(中尾)と森本(毎熊)が、それぞれ一目惚れしたことを明かし、吉乃を射止めるべく、正々堂々勝負することを誓いあう。
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