池田エライザのもとに「貞子」が“きっと来る”「リング」シリーズ最新作の公開日決定

2019/02/08 04:00 配信

映画

映画「貞子」で主演する池田エライザ(C)2019「貞子」製作委員会

主演は池田エライザ


そんな今作の主人公に、池田エライザが抜てきされた。池田が演じるのは、病院で心理カウンセラーとして働く茉優。

「お話を頂いた時は、日本にとどまらず世界に衝撃を与えた作品に携わることへの喜びとともに『貞子』というタイトルを私が背負っていいものか不安な気持ちになりました」とプレッシャーを感じたという池田だが、「監督の熱のこもった言葉達に救われて、この作品に身を投じること決意いたしました」と明かす。

さらに「平穏な世界にじわじわと迫り来る恐怖…。現場は穏やかに見えて、いつもどこか張り詰めていました」と撮影現場を振り返り、「生唾を飲んで、身を硬直させ、冷や汗をかき…最後にはそこが映画館である。ということに安堵(あんど)していただける…のかな。

保証はできませんが、一つ言えるのはこの映画、容赦ないです。どうか楽しみに待っていてください」とアピールした。

そして、本作のメガホンを取るのは、「リング」をはじめ、最近では「スマホを落としただけなのに」(2018年)などを手掛けた中田秀夫監督。

20年前に公開された「リング」では「『この映画で世に出たい』の一心でありったけの情熱を注いだ」という中田監督は、今作では、「今、純粋に私自身が『イケてる』と思うホラー表現をシンプルに、がむしゃらに追求したつもりだ。

『リング』を同時代で見てくれた世代にとっては、『そうそう!』と肯いてもらえるものを、見てはなくとも貞子の風貌、動きは知っているティーンたちには、『今度の貞子はここが違う、スゴい!』と驚がくしてもらえるものを目指した。

ヒロイン、池田エライザさんには、弱きものを思う優しさと貞子に立ち向かう逞しさを喜怒哀楽十二分に表現してもらった。新時代のスクリーミング・ヒロイン誕生だと自負している」と自信を見せた。