2月9日(土)にテレ朝チャンネル1で、1月6日に日本武道館で開催された「でんぱ組.inc コスモツアー2019 in 日本武道館 ワレワレハデンパグミインクダ~宇宙からの帰還~」の模様が放送される。
今回、同グループの古川未鈴と藤咲彩音にインタビューを敢行し、同公演の見どころや裏話、グループの今後について語ってもらった。
同公演でのライブはいかがでしたか?
古川「でんぱ組.incとしては3度目の日本武道館だったのですが、3回目でも大緊張してアワアワしてしまって…(笑)。武道館の2Daysは今回が初めてで、『武道館を2日も埋められるのか?』という不安もあったのですが、結果的にたくさんの方に来ていただいて本当によかったなって思っています」
藤咲「今回の公演はレッスンやリハーサルなど入念に準備をして臨むことができたので、公演については不安はありませんでした。だから、緊張しなかったなって思っていたのですが、今思えば『緊張してない!楽しんでる!』って思いこんでいたのかも…。MCの時に『あっ!』っていう瞬間もあって、『今、武道館に立っているんだ』ってふと思う瞬間もあったので(笑)」
見どころを教えてください
古川「ライブは生で見るのも楽しいですが、家でじっくり見るのも楽しいと思うんです。メンバーの表情に注目していただいて、『楽しんでるな』とか『緊張しているな』とか感じながら見ていただけるというのは、テレビならではの見どころだと思います。また、今回については2日目の1月7日が(夢眠)ねむさんの卒業公演だったので、『しょぼくれてないでんぱ組.incを見せよう!』という思いの下、いつもと同じ元気いっぱいのライブを楽しんでいただけると思います」
藤咲「そうだね、卒業感のない熱いライブを見てもらいたいと思う。あとは、1月1日にリリースしたアルバムの中から何曲か新曲をやらせていただいているので、“新曲(初披露)あるある”のみんなの緊張している顔も見てもらえたらと思います(笑)」
古川「やっぱり初めて人前でやるのは緊張するよね。お客さんは事前に曲は聴いてくれていたと思うのですが、私的に曲に振り付けが入ることでイラストに色が入るようなイメージがあって、色の入った曲の世界観を見てもらえる最初の機会だと思うと、どうしても慎重になってしまうし緊張するのでどきどきしながら歌いました」
7日は夢眠ねむさんの卒業公演でしたが、ご自身の卒業については考えたりしましたか?
古川「やっぱり(自分の卒業について)よぎりましたし、一方で『こんなにハッピーな卒業は私には無理だな…』とも思いました(笑)」
藤咲「(すてき過ぎて)けっこうハードル上がったよね。私は『まだもうちょっと踊っていたいな』って思いました」
古川「『私の時はこうしようかな』とか『ドレス着ちゃおっかな』とか考えた(笑)」
藤咲「セットリストとかね!」
古川「でも、思わず考えちゃうくらい良い卒業式だったんですよ」
藤咲「本当に良い卒業式だった~!」
グループとしての今後の展望は?
古川「東名阪のツアーでは、私たちももちろんなのですが、見に来てくれる方たちもどきどきだと思うんです。『ねむさんのいないでんぱ組.incなんて!』って思う方もたくさんいらしゃると思いますし。そんな中で、6人になった私たちをどう見てもらえるのかというのが最優先なのかなって。一方で、ねむさんの『どうなるか分からないところがでんぱ組.incの魅力なんじゃない』という言葉にハッとさせられたので、不安定でぐらぐらしながらも前に向かって進んでいく姿を見せられたらなと思っています」
藤咲「まずは東名阪ツアーを成功させなければいけないので、そこを目標にしつつ、入ってきて1年になる“ねもペロちゃん(根本凪、鹿目凛)”をもうちょっと引っ張っていかないといけないなと思っています。6人を定着させるためにはどうすればいいんだろうね…?」
古川「う~ん…」
藤咲「やっぱりライブなのかな。でんぱ組.incってライブで形成されるみたいなところもあるので、まずはライブを頑張りたいですね!」
放送をご覧になる方に向けてメッセージをお願いします!
藤咲「翌日の卒業公演に引っ張られて“卒業”っぽくなることなく、いつものライブ感がたっぷりと詰まった公演となりましたので、見応えのある放送になっていると思います。私も早く見たい!」
古川「2019年1月6日にしかできなかったメモリアルなライブになっていると思います。その時のでんぱ組.incのベストなセットリストなので、2度と見ることのできないでんぱ組.incのパフォーマンスをぜひその目で見ていただければと思います!」
文=原田健 撮影=中川容邦
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