――朝の情報番組ならではの難しさはありましたか?
福島:やっぱり朝が早いので、脳が全く回転しなかったです。ボーッとしたまま始まってしまったので、(せりふを)かむんじゃないかと思って、その不安も大きかったです。
あと、コメントも難しかったです。僕らはコンパクトなボケは普段あまりしなくて、ダラダラやる中でどこかで笑ってほしいと思うタイプなので。秒数がきっちり決まっている中でボケを入れても、化学反応は出るのか分からなかったです。
熊谷:思っていることを違う言葉で短く言うことができなくて、ただ速く言ってしまいましたね。
映画の紹介も、「トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスがコンビを組んでいて、最高です!」じゃなくて、(シンプルに)「名コンビです!」と言えたんじゃないかなと思いました。
福島:気を付けていたのに、できなかったことが一つありました。朝の番組なのでテンションが静かですよね。でも、僕らは舞台の喉になってしまっていて、途中からワーワー言ってしまいました。
永島(優美)アナウンサーは「すごく元気があった」とおっしゃってくれましたが、「もうちょっと落ち着かないと」と思いました。
――これまでの「めざましテレビ」に対するイメージはどうでしたか?
福島:昔から見ていますが、「毎日がスペシャル」(竹内まりや)や「ララサンシャイン」(森高千里)のテーマソングが思い出に残っています。
芸人をしながらアルバイトもしていた頃、ちょうど深夜バイトを終えて朝帰ってくるとテーマソングが流れてくるので、「ああ、朝なんだな」と思っていました。
「ララサンシャイン」を聞いたり、めざましくんを見たりすると、あの頃を思い出します。まさか、そこに出られるとは思わなかったですね。
熊谷:思春期の頃からずっと見てる番組なので…。
福島:絶対見てないでしょ。おまえ酒飲んで帰ってきて、寝てる時間じゃん。大体4時に寝て、14時過ぎに起きるじゃん!
熊谷:ちゃんと見てるよ! 僕はいきものがかりさんのイメージ! 朝帰りしたときや、朝まで起きていたときに見ます。「これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も」の、“お休みになる方”です(笑)。こんな歴史がある老舗の番組に出演できるということで、余計に緊張しました。
――ちなみに朝は強いですか?
熊谷:強くはないです(笑)。
福島:(熊谷は)めちゃめちゃ弱いですよ。
なので、今日(初回放送日)はちゃんと間に合うように来てくれてよかったです。僕より早く来ることはほとんどないんですが、今日は早く(楽屋に)入っていたので、よからぬ予感がしましたが、何もなくて良かったです(笑)。
熊谷:気合が入り過ぎると、ちょっとやばいんですよね。
福島:昨日何時に寝たの?
熊谷:22時半くらいですかね。
福島:はや!(笑) 寝られたの?
熊谷:スケジュールがゆったりしていたので、その前の日から早めに起きたりしました。
福島:休みだったんでしょ?(笑) すぐかっこつけるんだから。僕は、睡眠時間は短かったですね。相方はどんな場所でも、どんな時間でもすぐ寝られるんですけど、僕は逆に寝られないタイプで。
寝られるかどうかが心配で、さらに緊張してしまって…3時間しか寝られなかったですけど大丈夫でした。
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