“コンビ内格差”のガリットチュウ「一緒に出られてよかった」<めざましプレゼンター連載>

2019/02/10 08:00 配信

芸能一般 インタビュー

2月の“マンスリーエンタメプレゼンター”を務めるガリットチュウの熊谷岳大(写真左)と福島善成

脳が全く回転しなかった(福島)


――朝の情報番組ならではの難しさはありましたか?

福島:やっぱり朝が早いので、脳が全く回転しなかったです。ボーッとしたまま始まってしまったので、(せりふを)かむんじゃないかと思って、その不安も大きかったです。

あと、コメントも難しかったです。僕らはコンパクトなボケは普段あまりしなくて、ダラダラやる中でどこかで笑ってほしいと思うタイプなので。秒数がきっちり決まっている中でボケを入れても、化学反応は出るのか分からなかったです。

熊谷:思っていることを違う言葉で短く言うことができなくて、ただ速く言ってしまいましたね。

映画の紹介も、「トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスがコンビを組んでいて、最高です!」じゃなくて、(シンプルに)「名コンビです!」と言えたんじゃないかなと思いました。

福島:気を付けていたのに、できなかったことが一つありました。朝の番組なのでテンションが静かですよね。でも、僕らは舞台の喉になってしまっていて、途中からワーワー言ってしまいました。

永島(優美)アナウンサーは「すごく元気があった」とおっしゃってくれましたが、「もうちょっと落ち着かないと」と思いました。

――これまでの「めざましテレビ」に対するイメージはどうでしたか?

福島:昔から見ていますが、「毎日がスペシャル」(竹内まりや)や「ララサンシャイン」(森高千里)のテーマソングが思い出に残っています。

芸人をしながらアルバイトもしていた頃、ちょうど深夜バイトを終えて朝帰ってくるとテーマソングが流れてくるので、「ああ、朝なんだな」と思っていました。

「ララサンシャイン」を聞いたり、めざましくんを見たりすると、あの頃を思い出します。まさか、そこに出られるとは思わなかったですね。

熊谷:思春期の頃からずっと見てる番組なので…。

福島:絶対見てないでしょ。おまえ酒飲んで帰ってきて、寝てる時間じゃん。大体4時に寝て、14時過ぎに起きるじゃん!

熊谷:ちゃんと見てるよ! 僕はいきものがかりさんのイメージ! 朝帰りしたときや、朝まで起きていたときに見ます。「これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も」の、“お休みになる方”です(笑)。こんな歴史がある老舗の番組に出演できるということで、余計に緊張しました。

――ちなみに朝は強いですか?

熊谷:強くはないです(笑)。

福島:(熊谷は)めちゃめちゃ弱いですよ。

なので、今日(初回放送日)はちゃんと間に合うように来てくれてよかったです。僕より早く来ることはほとんどないんですが、今日は早く(楽屋に)入っていたので、よからぬ予感がしましたが、何もなくて良かったです(笑)。

熊谷:気合が入り過ぎると、ちょっとやばいんですよね。

福島:昨日何時に寝たの?

熊谷:22時半くらいですかね。

福島:はや!(笑) 寝られたの?

熊谷:スケジュールがゆったりしていたので、その前の日から早めに起きたりしました。

福島:休みだったんでしょ?(笑) すぐかっこつけるんだから。僕は、睡眠時間は短かったですね。相方はどんな場所でも、どんな時間でもすぐ寝られるんですけど、僕は逆に寝られないタイプで。

寝られるかどうかが心配で、さらに緊張してしまって…3時間しか寝られなかったですけど大丈夫でした。