岸井ゆきの「萬平さんを好き過ぎて、全然タカの方を向いてくれない(笑)」<まんぷく>

2019/02/11 06:00 配信

ドラマ インタビュー

連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合ほか)に出演中の岸井ゆきの(C)NHK

福子(安藤サクラ)とその夫・萬平(長谷川博己)の成功物語を描く、連続テレビ小説「まんぷく」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)に、岸井ゆきのが出演中。

本作で、岸井は福子のめいであり神部(瀬戸康史)の妻である・神部タカを演じている。

初登場は“14歳”の役だった岸井は「実は、こんなに『14歳に見える!』と視聴者の方から反響を頂けるとは思っていなくて…当初は、どうやって演じようかと悩んでいました」と振り返る。

そして「14歳って人の気持ちを推し測れない幼さもある一方で、段々と思考は大人になっていく…というような、いろんな思いを抱えた複雑な年齢ですよね。例えば『なんでここに忠彦さん(要潤)がいないの」ってお母さん(松下奈緒)が言っているのを聞いているんだけど、何も言わない。

それは、子どもの自分が、助けになれるかどうか分からない。だったら何も知らない体を装うというか、子どもらしい部分を見せて少しでも安心させたい、というようなタカなりの思いがあったのかなと。

実年齢と同じ26歳を演じるようになってからは、自分自身と近づいたこともあって、シンプルに役を考えられるようになってきました」と役作りについて明かす。

12年の時がたっているが、その役の成長については「衣装も髪形も変わったことにとても助けられています。自分だけではなく出演者みんな変化があって、セットも変わっているので、環境からすんなりと入ることができました。

14歳のときは明るさと愛きょうで言えるせりふが多かったのですが、26歳になると人の気持ちを考えられるようになり、自分の言葉で話すことができるようになってきたんだなと感じました。

家族の問題にも、自分なりに突っ込んでいけるようにもなったりして、タカなりに成長しているなって」としみじみ語った。

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