市原悦子さんの思い出をかつて共演した又吉直樹や上白石萌音が振り返る

2019/02/09 06:00 配信

芸能一般

2月16日(土)深夜の「おやすみ日本 眠いいね!」終了後に「市原悦子さん ありがとうスペシャル」が放送(C)NHK

1月12日に亡くなった市原悦子さんを偲んで「市原悦子さん ありがとうスペシャル」(NHK総合)が2月16日(土)深夜に放送される。

市原さんは「おやすみ日本 眠いいね!」(毎月第3土曜深夜、NHK総合)の人気コーナー「日本眠いい昔ばなし」で語りを担当。6年間で全27話が制作され、2018年12月に放送された「米出し地蔵」が遺作となった。

番組では自己免疫性脊髄炎という病と闘いながらも、月に一度、自宅や病院で収録した市原さんの未公開の肉声を初公開。病床にいても、お茶目で明るい市原さんの素顔を広く伝えると共に「日本眠いい昔ばなし」から厳選した回を放送する。

そして、「おやすみ日本 眠いいね!」でMCを務める又吉直樹がナビゲーターとして、番組を共にした市原さんとの日々を振り返る。

病気から復帰後、「もっと面白い表現はないの?」「朝までやろうぜ!」とスタッフにげきを飛ばしたり、独特の鈴虫の鳴き声を表現したりと自由奔放な市原節は健在。

その最後の現場を、“未公開音源”と昔ばなし全27話を描いた“イラストレーター・死後くんの絵”で振り返る。そのナレーションは、映画「君の名は。」で市原さんと共演した上白石萌音が務める。

昔ばなしが読まれたのは、都心にある市原さんの自宅。最初はベッドの上で、3回目からはイスに座りながらの朗読に。市原さんが使い込んだ愛用品を紹介する他、そばで支え続けた人々がその素顔を語る。