“庶務行員”高橋克典が組織の闇に立ち向かう「悪い奴がいるから成敗しなければ」

2019/02/09 13:19 配信

ドラマ インタビュー

高橋克典が演じるのは庶務行員・多加賀主水(C)テレビ朝日

高橋克典主演のドラマスペシャル「庶務行員・多加賀主水が悪を断つ」(夜9:00-11:05、テレビ朝日系)が、2月10日(日)に放送される。

同ドラマは、銀行を舞台にした江上剛原作の「多加賀主水」シリーズ第2弾。高橋が元フリーターという異色の経歴を持つ銀行の雑用係“庶務行員”に扮(ふん)し、組織の闇に立ち向かう姿を描く。

主人公・多加賀主水を演じる高橋にインタビューを行い、作品への思いや撮影現場でのエピソードを語ってもらった。

殺陣にもこだわり


――シリーズ2作目となりますが、前回から継続していること、また新しく付け加えた役作りは何かありますか?

前回は日曜朝の放送だったので、子供が見られるような爽やかさがあり、年配の方に優しいキャラを心掛けました。今回は原作にあるような元刑事であるという部分を少し意識して、あえて2時間ドラマの刑事ものを匂わせる作りにしました。

――それは台本を読んだ時にはすでにイメージしていたのですか?

今回の放送時間にリアルタイムで見てくれる方が楽しんでくれたらいいなと思ったので、最初からイメージできていました。

こういうキャラになったらいいなと考え、現場で監督やみんなとたくさん話し合いました。

原作にもある殺陣のシーンを最後に付け加えちゃいました。僕と言えば最後にちょっとアクションシーンがあるのは決まりごとみたいに(笑)。

――殺陣のシーンは高橋さん自身が提案されたとお聞きしました。

竹刀にするのか、木刀にするのか、白装束もいろいろ選び、時代劇のようにやりたくて、こだわりました。

主水は昔の任侠もののように困った人や苦しんでいる人を見かけると放っておけないタイプ。「しょうがねぇなぁ、やるか!」と言いながら、苦しんでいる人々を助けるため、体を張る昭和なキャラを作りたかったのです(笑)。

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