KalafinaのWakanaがソロデビューシングル「時を越える夜に」のリリースイベントを東京・ヴィーナスフォートで開催。1000人を越える観客を前に、デビュー曲やカップリング曲の他、3月20日(水)発売の1stアルバム「Wakana」から新曲も初披露した。
周辺に飲食店が数々あるショッピングモール内のステージに登場したWakanaは「美味しそうないい匂いがしますね、ここ(笑)」と笑顔。
「昨日は雪が降って、今日も何か降るんじゃないかと思ってドキドキしてましたけど、晴れてよかったです。お台場ヴィーナスフォート教会広場は屋内なので暖かくて、見上げると空が広がっているような開放感のある素敵なステージで皆さんと出会えてよかったです」と、ソロデビュー後初のリリースイベントを迎えられた喜びを口にした。
1曲目にはまずデビューシングル曲「時を越える夜に」を披露。スウェーデンの作曲家も制作陣に加わった、北欧のノスタルジックな冬を思わせるバラードを伸びやかに歌い上げる。
この曲で初めて作詞を手がけた彼女は「難しかった」と振り返るが「歌ってみると、とても気持ちいいです」と語った。
3月20日(水)には1stアルバム「Wakana」もリリースされるが「ここにはいろんな私、見たことのないWakanaが詰まっているので、楽しみに待っていてください」とアピール。そのアルバムの収録曲から新曲「瑠璃色の空」を初披露した。
ステージの背景は赤の照明で照らされ、情熱的なムードに。中島美嘉の「雪の華」の作詞・作曲を手がけたSatomi・松本良喜のコンビによるしっとりとしたナンバーで、観客も静かに聞き入る。
ラストとなる3曲目にはデビューシングルのカップリング曲「翼」を披露。昨年秋のソロツアーで音楽監督を務めた武部聡志による楽曲で、こちらも作詞はWakana自身が手がけている。
「自分の想い、等身大の部分も強く描いているのでちょっと恥ずかしいです」と言うが、他の2曲とは違った躍動感のあるパフォーマンスで観客を魅了した。
シングルには昨年のツアーのライブバージョンが収録されているが「その時の熱気とか時間を思い出すことができると思います。春のツアーでまた皆さんとお会いできるのを楽しみにしております」とWakana。
ライブ終了後にはシングル購入者に、オリジナルのクリアファイルのお渡し会を開催。「私の写真が載っているので”クリアじゃないファイル”ですけど(笑)、この時期はマスクとか入れて持ち歩けるので、女性には喜ばれます」と茶目っ気のあるコメントも聞かせた。
4月からスタートするツアーでは「シングルやアルバムの曲以外に、カバー曲とかライブでしか聴けない曲も歌うかも」というから期待だ。
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