TPD、バレンタインワンマンでLovelyなパフォーマンス! “甘い魅力”が爆発

2019/02/15 17:51 配信

アイドル

バレンタインならではのトークをキュートな衣装で登場したメンバーたちphoto by Jumpei Yamada


特別企画「TPDバレンタイン劇場」


そして、バレンタインということで特別企画へ。ちょっと前に浜崎がTwitterでつづっていた「バレンタインデーライブで使う面白い物を録ってました」というのはおそらくこのあたりの声のことなんだろうか。

いつもとはまた違った声のナレーションで「勇気を出して男の子にチョコレートを渡そうとする女の子たち」の後押しをしたところで、6曲目は「キミはボーイフレンド -Rearranged ver.-」。

脇も久々に歌ったとライブ後にツイートしていたが、こちらは初めて聴いたのでこの日一番驚いた。てっきり歌い出しが脇なだけかと思ったら、あれよあれよとずっと脇が歌っているではないか。ソロ曲だったのか。

脇の周りで5人がややあざとかわいい踊り&小芝居をする姿が、ソロで一生懸命に歌う脇とのアンバランスさを際立たせ、見事な世界観を作り出していた。久々と言わず、これはまたちょこちょこ聴きたいものだ。

そこから九州コンビの浜崎につながり「予感 -Rearranged ver.-」が7曲目に。

こちらも久々の披露だが、浜崎のチョコレートをどうやって男の子に渡そうか…という演技と、ミュージカル出演も決まったTPD大学の受験生チックな橘の素朴な演技が絶妙にマッチしており、ちょっと朝の15分ドラマとかでこの続きを見てみたいなと思った人も…いたかもしれない。

次に2ndフルアルバム『Hey, Girls!』初回限定版C収録曲の上西の「恋」へ。白のキャミにハーフアップはあかんて。「Ray」の誌面からそのまま行ったり来たりして歌っているかのようなパラレルワールド感。

メンバーカラーのピンク系のサイリウムが優しく会場を包み、じょにーの優しい歌声がその空気をより清らかに浄化していくような、さながらマイナスイオンボイスでしっかり歌い上げた。

っていうか、ねえ父さん。ラストの振り向きざまのじょにースマイルにやられないメンズってこの世にいるの?

そうこうしていると今度は、今日も有頂天でやりたい放題の(!?)3人組・櫻井、浜崎、橘が現れ、ぐーちょきぱーの「ハジケソーダ!」をパフォーマンス。

楽しそうに歌い踊る3人に癒やされた後は、一転して強めなロックサウンドから高嶋のソロ「Darlin’」へ。LINEライブでは画面から消えがちだが、ステージでは圧倒的存在感で視線が外れることも許さない。

それまでのゆるふわな流れとのギャップもあって、かわいいというより終始カッコいい印象が耳に残る。「こんな私、好きって言って」って言われたら、「は、はい!」と思わず言ってしまいそうな威圧感すら覚える歌声だ。

続けて橘が「もう歌うことはないと思ってた」と後に語っていた、橘メインボーカルでイサキ&ハマサキを従えて歌う「サヨナラの法則 -Rearranged ver.-」。

「出番前はめっちゃ緊張した」と報告していたが、全然そんなことを感じさせない堂々たる歌いっぷりだったように見えた。毎回言うけど最年少だけに、そこらのスポンジ以上に吸収力があるせいか成長が止まらない印象だ。

歌がグングンうまくなっているのも堂々たる立ち居振る舞いに表れているのかも。

それから赤の流星が「これが愛?!」を歌うターンに。この二人、気のせいかTPDの曲よりも歌うときにリラックスして歌っているように思えるのは曲調のせいだろうか。

時折見せる脇のキリっとイケメン風の顔立ち、上西の乙女チックな顔立ちのコントラストは相変わらずだ。