後半戦突入前には、ファンお待ちかねの「FLASH TIME」。高嶋、櫻井、浜崎、橘、上西、脇、そして集合と順番にポーズを決め、文字通り写メのフラッシュが会場中にパシャパシャ光っていた。
この時ばかりはファンの方に嫉妬。写メ撮りたかった…。いや、さておき「かわいく撮ってどんどん拡散させてね~」とメンバーも言っていたが、くだらないバイトテロ動画なんかもういいから、こういうキレイな写真がどんどん拡散していく世の中になればいいのに。
そんなことをしみじみ思っていると、こちらはいい形で徐々に拡散してきた「Lovelyダンス」でおなじみの「Lovely Lovely」で後半戦がスタート。
エコー強めの効果か「ラ~ブリ~」の伸びが抜群。この曲が初めて披露された11月のワンマンから比べて確実にダンスを覚えてくるファンが多くなっており、混雑具合からなかなかピッタラッパーリも大胆には踊れないものの、三人に一人は足元でステップを刻んでいたような気が。
ちなみに「ピッタラッパーリ」ばかり注目されがちだが、後半「オーライレッツゴー」からのメンバーが交互に入れ代わる間奏のフォーメーションだったり、それに伴う小刻みな手足の動きもオツだし、何より純粋に歌詞もメロディーも魅力的。
ダンスに特化しなかったとしても人気曲の一つになり得た、TPDにとって武器となる楽曲だ。
続いては無表情高速移動の「TIME」へ。ここでは「どうぞ私を見なさい」とでも言わんばかりの、クールというより自信に満ちあふれた表情でパフォーマンスするTPD。
立て続けに定番の流れになりつつある超高速楽曲「Jumpin' UP」へノンストップでつなぐ。
脇のまろやかな歌い出しから浜崎の観客をはやしたてる声、見せ場の間奏高速ダンスで畳みかけると、続いて「Hey, Girls!」でトドメを刺しに来た。
浜崎の「最後まで声出して楽しんでいきましょう!」のあおりから高嶋の完璧な歌い出し、コール&レスポンスの見本のような掛け合いもバッチリ決まり、会場の盛り上がりはとどまることを知らない勢いのままで本編ラストに「RAISE YOUR HANDS」を持ってきた。
上西の「右手を挙げて一緒に踊りますよ~」という呼び掛けで会場が一体となり、それこそ夢中になって右手を挙げて歌い踊り、浜崎の頭上にハートが添えられたところで本編は終了。
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