舞台版「ガンダム00」開幕!アニメとは異なるオリジナル展開は必見

2019/02/15 23:00 配信

芸能一般

舞台版「機動戦士ガンダム00」が2月15日に開幕。写真左から鮎川太陽、前山剛久、橋本祥平、赤澤燈、伊万里有、窪寺昭、永田聖一朗(C)創通・サンライズ

ガンダム初の舞台化となる「機動戦士ガンダム00 -破壊による再生- Re:Build」の公演が2月15日、東京・日本青年館ホールにて幕を上げ、本公演前にゲネプロと、橋本祥平伊万里有鮎川太陽永田聖一朗らメインキャストの囲み取材が行われた。

本作は、日本を代表するアニメ「ガンダム」シリーズの2.5次元舞台化であることと共に、橋本祥平を始めとする人気俳優が集結したことでも話題を集めている舞台。物語はTVシリーズ1stシーズンを辿っていき、まるで‟if”を見るような舞台版オリジナルの展開へと進む道も注目の箇所となる。

劇中にはアニメの名シーン、名台詞もふんだんに盛り込まれ、キャラクタードラマ、バトルシーンを、レーザーやバックビジョン、紗幕、舞台ギミックを駆使して表現していく。そして、「ガンダム」の代名詞であるモビルスーツ(MS)戦には操縦席を配したギミックを用意し、役者たちはそこで武器を振り、MS戦のアクションを芝居に重ねていく。

主演の橋本は、「『ガンダム』の舞台化なんて、誰が思っていたでしょう? 僕も、まさか『ガンダム』までも舞台になるのかと、最初はそういう印象を持っていました。けれど、舞台で『ガンダム』もできるという、その表現の幅が広がったことはすごく嬉しくあり、演劇の可能性は無限大だというのをさらに強く感じさせてくれた作品です」と、発表時の驚きと、実際に稽古に臨んでからの気持ちを明かした。

橋本は本番前夜、共演者たちに「ガンダムという作品に、演劇の力で武力介入しましょう」とメッセージを送っており、その意気込みを表すように、今作の見どころとして「ガンダムマイスター4人の人間ドラマ」を挙げ、「4人の芝居シーンは何回も考えて、タイトル通り、作り上げたものを破壊し、再生し、その繰り返しで人間ドラマを深める作業をしてきました」と力強く答えた。

ソレスタルビーイングの面々の他、リボンズ・アルマーク(赤澤燈)、グラハム・エーカー(前山剛久)、アリー・アル・サーシェス(窪寺昭)、トリニティ3兄妹(船木政秀、坂垣怜次伊藤優衣)らアニメを彩った人気キャラクターも登場。原作ファンにとっても見どころの多い舞台となっている。

舞台「機動戦士ガンダム00」は、2月18日(月)まで東京・日本青年館ホールにて。23日(土)、24日(日)には大阪・森ノ宮ピロティホールで大阪公演が行われる。