高杉真宙「最近笑顔になったのは欲しかった漫画を見つけたとき」と熱弁

2019/02/16 18:09 配信

映画

映画「笑顔の向こうに」の舞台あいさつで高杉真宙や安田聖愛、佐藤藍子が作品の題材になっている歯医者の思い出を聞かせた(C)公益社団法人日本歯科医師会

高杉真宙主演の映画「笑顔の向こうに」が2月15日より全国イオンシネマで公開され、16日(土)に東京・イオンシネマ シアタス調布で行われた舞台あいさつに高杉、安田聖愛佐藤藍子が登壇した。

これまでに経験した中で印象に残っている歯医者のエピソードを尋ねられた高杉は「小さい頃から歯医者に通っていたんですけど、怖いという記憶がなくて、口の麻酔がすごく好きでした。うがいをしても、口から水がダーってなるのが楽しかったことを覚えています(笑)」と言って、会場の笑いを誘った。

対する安田は「私は真逆で、小さい頃に歯医者が苦手で、歯医者でギャン泣きしていましたね。麻酔が好きとかはなかったです(笑)。痛いことをされる場所って思うから怖かったですね。でも、今はさすがに怖くないです。大人になりました」と笑顔を見せた。

また、佐藤は「先生に恵まれて、子どもの頃から今でも歯医者に行くのが好きなんですが、1本だけ虫歯じゃない理由で神経を抜いちゃったんですけど、それが自分の体に申し訳ないなって思います」と語った。

高校の同級生の高杉と安田は、今回が本格的には初共演。改めてその感想を聞かれると、高杉は「何とも言えない気まずさはありました。お互いなんとなく学校の生活を知っている状況で、仕事モードの自分で会うというのは恥ずかしいですね」と告白。

逆に、恥ずかしさはなかったという安田だが「普段、自分が仕事をしている場に友だちや同級生がいることはないので、違和感は感じました。でも、同じ職業なので、恥ずかしさみたいなものは私は捨て去りました」とキッパリ答えた。

劇中には二人が演じる大地と真夏が江ノ島でデートをするシーンがあるが、理想のデートについて質問されると、高杉は「普通に遊園地デートとかやってみたいですね。ジェットコースターとか観覧車とか、王道にベタを進みたい!」と語った。

対して、インドア派という安田は図書館デートを挙げ「お互いに好きな本を選んで、無言にはなりますけど、読んで好きなタイミングで会話できるようなゆったりしたデートがいいかなって思います」と回答。それに対して、高杉は「何か余裕がありそうでいいですね」とつぶやいた。

さらに、本作のタイトルにちなんで「笑顔になれること」を尋ねられると、佐藤は「自分の周りの人が笑顔でいてくれるとうれしいです。苦しそうだったりつらそうだったりしているときに、自分が助けられるか分からないのが一番つらいので、周りにいてくれる人が笑顔でいてくれるだけでいいです」としみじみ。

安田は「仲のいい友だちと会えたときが一番笑顔ですね。私は常にテンションが一定なんですけど、仲のいい子に会ったときだけずっとニヤニヤしているので、それが一番笑顔になっているときです」と言って、笑顔を見せた。

一方、高杉は「欲しい漫画が見つかったときです(笑)」と二人とは毛色の違う返答。

「最近、欲しい巻数があって、それだけを見つけに一日で5軒くらい回ったんですけど、やっと見つかったときの『これで読める!』って自分のテンションを抑えられないウキウキが忘れられなくて(笑)。珍しくSNSで言おうかと思ったくらいワクワクが止まらなかったんです」と興奮気味に語った。

最後にメッセージを求められた高杉は「誰しもがどの職業でも悩むことだと思いますが、思いやりを持っていろんなことに接するというのはどの職業にも通ずるもの。それは僕自身にも必要なものなんだなと気付かされる作品になっているので、そこに注目してもらえればいいなと思います」とアピールした。