ここでイベントは終幕と思いきや、再びステージに姿を現したメンバーたち。薄暗い照明の中、ステージに用意されたベッドに腰掛けると、“アンコール”ならぬ、番組内ではお馴染みの“車庫会”がスタート……のはずだったが、車庫会があることを知らずに席を立った8号車がいたため、リョウガは「気のせいかな……何人か帰った人がいる。おーい! まだあるぞー!」と会場の外にも聞こえるように呼び掛けた。その声で客席に戻ってきた8号車を「おかえり〜」と迎えたところで、いよいよ車庫会がスタート。イベント本編からさらにリラックスした様子の6人は、タイの思い出を語るはずが、カイ、ユースケ、タカシがベッドのスプリングに合わせて身体を大きく揺らしたり、ゾウに乗る話からなぜかゲームのキャラクターの話で盛り上がるなど、各々が自由なトークを展開して8号車を笑わせる。「タイの話するんねん!」というタカシの号令のもと、なんとか軌道修正をした6人が話し始めた話題はタイのご飯について。カイが「あれからタイ料理にハマって、結構食べに行ったりしてる」と話せば、リョウガも「辛さの基準値が変わって、辛いだけじゃなくておいしさが分かるようになった」と同調。
そんな2人の意見に同意したユーキの「“から”ラーメンも食べられるようになった」という発言に、ざわつく5人。リョウガの「辛(しん)ラーメンな!」というツッコミを筆頭に、「初めて聞いた」というタクヤ、「ヤバイな。24歳でしょ!?」というカイなど、散々な言われようにユーキもタジタジだった。一方、タイに行く前は「辛いものを見るだけで汗が吹き出るほど苦手だった」というタクヤも、「タイに行って食べられるようになった」と告白し、話題をもとに戻そうとするが、実はこの間、ずっと身体を揺らし続けていたカイ、ユースケ、タカシに、ついにリョウガがギブアップ。そんな様子にタクヤが「もう寝ますか」と提案すると、客席からは「え〜!」という声があがる。それにすかさず「じゃあ、一緒に寝る?」と、優しく問いかけたユーキ。その甘い対応に、5人は「うわっ!」「何でさらっと言えるんだよ!」と言い、ユーキと一緒に座っていたリョウガ、タクヤが離れ、カイ、ユースケ、タカシのベッドへ。それを「待ってよ〜」と追いかけるユーキ、そんなユーキからさらに逃げる5人……と、グダグダな展開になったところで車庫会はお開きに。最後はタカシがメンバーを代表して「じゃあ、みんな、おやすみ〜」と爽やかに呼び掛け、6人はダッシュで(笑)ステージ袖に消えていった。
取材・文=片貝久美子
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