アップアップガールズ(仮)「気が付いたら47都道府県ツアーになっていれば」

2019/02/19 19:44 配信

アイドル インタビュー

2月24日(日)までリリースイベントを開催中


毎年出ているYOSAKOIソーラン祭りで歌いたい


――もう1曲の「阿破乱舞」は「アゲノミクス!!」と並んで、和のテイストの派手なナンバーです。それでいて、ギターのカッティングなどがファンクな曲調で。

森:久々のPandaBoYさんの曲ですね。5人になってからは初。PandaBoYさんは激しいアップテンポな曲が多いんですけど、今回は結構ミドルテンポで新鮮だなと思いました。

「御願い御願い御願い御願い」って4回続けるしつこい感じとか、最後の「狂い咲かせてよ」っていう歌詞が私たちっぽいですね。私たちのことをうまく表現してくださっているなって。

佐保:「アゲノミクス!!」と同じ和なテイストですけど「阿破乱舞」の方が女性らしさというか、妖艶な感じなのが一番大きな違いかなと思います。振り付けを小夏ちゃんが考えてくれたんですけど、「アゲノミクス!!」がガニ股っぽいところもあったりするのと比べて、「阿破乱舞」は着物でひらひら踊る感じですね。

古川:「アゲノミクス!!」は私たちが歌って踊っているのを見て盛り上がってもらう感じですけど、「阿破乱舞」はみんなで一緒に楽しめるお祭り、誰でも踊れる盆踊りみたいな方向性に持っていきたいなって思いました。そんな中で大人になった私たちの女性らしさだったり、妖艶さを加えることで、今までとは違った曲になったんじゃないかなって思います。

新井:毎年、YOSAKOIソーラン祭りに出させていただいているんですけど、今年も出られたらこの曲で参加できたらいいなって思うくらいの曲ですね。小夏ちゃんが「どういう振り付けにしたい?」って聞いてきてくれて、「うちわとか持つ?」なんていう話をしたんですけど、そういう踊りが向いてる曲だなと思います。

関根:私はこの曲に関しては元気になりすぎないことがテーマなんですよ。ライブでテンションを上げすぎないっていうのが裏テーマ。曲的には元気な感じなんですけど、レコーディングの時から子供っぽくならないように、大人っぽく歌ってって言われてたので。

ちょっと油断すると、楽しくなり過ぎて元気に歌い過ぎちゃうんですよ。そこを抑えるのが大変ですね。行くか行かないかのギリギリのところをキープして歌うのがいい感じになるんじゃないかなって思います。

初披露した時、お客さんがすごく幸せそうだったんですよ。他の2曲と比べて多幸感あふれる曲になっているし、これからどんなコールとか付けてくれるのかなって楽しみです。でも、そこに乗せられすぎないようにしないと。

――春からはツアーも控えていますね。現時点では東名阪、札幌、仙台、福岡の6カ所が発表されています。

関根:みんないろんなところで言っているんですけど、このツアーが好評になって追加公演が増えて、気が付けば47都道府県を回っていたっていうことになったらいいですね。

今年のアプガのテーマが「5 to the 5th Power(5の5乗)」ということで、他のアーティストさんたちと作り上げていくことも多くなると思うので、今までになかった進化の過程をこのツアーで見せられたらなって思います。アプガとしても、一人一人としても進化していきたいです。

森:昨年は秋ツアーができなくて残念だったので、念願のツアーですね。ありがたいことに今回は5人になって初めて福岡や仙台にも行けるので、おいしいものを食べられるのも期待しつつ、ツアーを楽しめたらいいなと思ってます。

佐保:とにかくツアーが決まったことがうれしかったですね。やっと行けるところもあったり。去年のツアーもどうやったら皆さんに楽しんでいただけるかなとか考えてやってきたので、今回も新しいことを探していきたいなと思ってます。

9年目突入ということで、皆さんとの距離もさらに近くしたいです。今は6カ所ですけど、まだ待ってくださっている方のためにももっと皆さんの近くにも行けるように頑張りたいなって思います。

新井:2月10日のライブに続いて、また新しいことができたらいいなと思います。9年目の意気込みも込めつつ、やっぱりアプガはライブが好きだっていう気持ちを全国の方と共有したいです。

古川:去年の7周年ツアーは1部と2部のセットリストや衣装をガラッと変えて、今までのアプガらしさと今後のアプガの野望をそれぞれ詰め込んだものにしたんですけど、終わってみて挑戦して良かったと思えるくらい成長できました。

そこから全曲ライブにつながって、改めてアプガって勝負できる曲がたくさんあるなって思ったし、今回のツアーも8年間積み上げてきたことをあますことなく見せていけたらいいなと思います。

その上でまだまだアプガは挑戦し続けるんだなってアピールできるツアーにしたいです。最近は解散するグループも多いですけど、私たちは解散しません!って言葉で言うんじゃなくて、姿で見せていって…あこがれの10周年を迎えたいですね。

取材・文=青木孝司