雑誌モデルとして活躍しながら、ソフトバンクのCM「バレンタイン篇」で、広瀬すずがバレンタインチョコを渡そうとした“あこがれの人”の役で出演し、「あの男子は誰?」と話題に。「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)では初めてドラマに出演し、マイルドヤンキーの高校生・匡平(横浜流星)の友人で、無口な木佐を演じている。180センチの長身で、アメリカ育ちで英語も堪能。そんなポテンシャルの高い注目の新人俳優、若林拓也にインタビューした。
――既に雑誌モデルとして活躍している若林さん。俳優をやってみようと思ったのは、どんなきっかけがあったのでしょうか?
高校生のときにモデルとしての活動を始め、初めて映像作品に出たのは2年前、山戸結希監督の「玉城ティナは夢想する」(webムービー)でした。そのときはセリフを初めて言ったんですが、全然、自分の演技に納得できなくて…。モデルで培ってきたことが活かせるのかなと思ったけれど、違いましたね。だからこそ、もっとやってみたいと思いました。専属モデルをしている雑誌「MEN'S NON-NO」にも坂口健太郎さん、成田凌さんといった俳優として活躍されている先輩たちがいて、その影響もありました。
――目標にしている俳優は誰でしょうか?
今の事務所の面接を受けたのも、菅田将暉さんにあこがれてだったんです。菅田さんの作品をたくさん見て、特に、映画「そこのみにて光り輝く」(2013年)と、映画「ディストラクション・ベイビーズ」(2016年)は、「はぁ、すごいなー」と圧倒される演技で、人間じゃないなと思いました(笑)。菅田さんに何度かお会いしたことはあって、会うと「相変わらずスタイルいいね」と褒めてくださいます。雑誌の撮影でよくご一緒する成田凌さんにしても、活躍している方たちって演技力はもちろん、“人間力”が高い。「初めて恋をした日に読む話」でも、エンドー役の永田崇人さんは演技の経験が豊富で、監督さんを始めスタッフさんとのコミュニケーションのとり方が積極的。さすがだなと思います。僕も、お芝居の技術を上げていきたいというのが目標だけど、同時に人間力も高めていきたいですね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)