内縁の夫・司郎(長谷川朝晴)と絵美里(田中道子)が事務所のソファで濃厚に絡み合う姿を目撃した朋美(木村多江)は、ソファを廃棄することに。
それを受け「私、結構気に入ってたんですよ。先に言ってくれたら、引き取ったんですけどぉ」とライバル心をむきだす絵美里に、朋美も「あなたって、何でも人の物をもらいたがるのね」と食ってかかるなど、一触即発の事態に。
このシーンを演じた木村多江は「道子ちゃんが朋美に対してトゲのある感じで演じていたのでやりやすかったです。道子ちゃんが出すとげに、私もとげで対抗するような感じでした。
朋美が小夜子(木村佳乃)と衝突するのは、互いに関係を作っていく友好的なものを感じるのですが、絵美里との衝突は“オンナ”を意識して最初から敵対心を抱くことから、心を鷲づかみにされているような感覚」と振り返った。
しかし「でも、私が男で司郎さんの立場だったら絵美里みたいなミニスカートをはいたきれいな人が来たらなびいちゃうなって納得できますけど(笑)」と、絵美里の魅力を認める発言も。
一方、田中は「絵美里のせりふは、朋美さんと司郎さんの関係にヒビを入れるものが多いので、二人の気持ちを逆なでするにはどうしたらいいか、いろいろなパターンを試行錯誤しました。
いつも木村多江さんと長谷川さんが、リハーサルや前室で細かく役の感情の動きなどを一緒に確認してくださったおかげで、伸び伸びと役に入り込むことができました」とコメント。
また、絵美里の小悪魔的なしぐさについては「司郎役の長谷川さんには、こういうせりふはあえてかわいく言った方が小悪魔感が出て男はつい従っちゃうんだよな〜、という男性目線の恋愛イロハも教えてもらうことができました」と、裏エピソードも明かした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)