中村俊介が破産宣言!? 金融サスペンスドラマの第2弾が放送決定!!

2010/10/26 17:59 配信

ドラマ

ドラマ「借王II〈シャッキング〉-運命の報酬-」の会見に出席した中村俊介とパク・ヘジン(写真左から)

WOWOWで2011年1月8日(土)からスタートするドラマ「借王II〈シャッキング〉-運命の報酬-」の製作発表記者会見が10月26日、都内で行われ、中村俊介、パク・ヘジン、香月秀之監督が出席した。

同作はそれぞれの事情で借金を背負った3人の男女(通称・シャッキング)が手を組み、巧妙な手口で大金を稼いではその返済にあてるという金融サスペンスの第2弾。前作同様、綿密かつ大胆な手段でお金を奪う痛快なサスペンスに、今作では主人公・本郷啓輔(中村)を取り巻く切ないラブストーリーも加わる。啓輔に借りている3億円を返済するために、啓輔と行動を共にする証券アナリスト・黒木美穂役を本上まなみ、美穂同様、啓輔に3億円の借金をしているホームレス・越川元宏役を吹越満が演じる。ドラマ主題歌には、韓国俳優のパク・ヘジンの初リリース曲が決定している。

主演の中村は「印象的なシーンだらけのドラマです。9億円の借金があるという設定なのですが、それを返していくために仲間を連れ、借金の返済を手伝ってくれる人をはめていく、その大掛かりな仕掛けを楽しみにしていてください」と作品をPR。さらに、自身の役柄について「本郷啓輔は今までにない役柄で結構苦労しました。影のあるというか何かを背負ってこうなってしまった悲しい人物。ダークな部分を表現するため、監督たちと何度も相談しながら作り上げていきました」と苦労を明かした。

一方、香月監督は中村について「初めて仕事をご一緒させていただいたのですが、最初に見たときは、ちょっと甘い、ソフトな二枚目という印象で、『もうちょっとアウトロー的なにおいが欲しいな』と思いました。でも、次に会ったときは『あ、歩き方が変わったな』と感じて、ちゃんと役どころを理解して、自分の役を自分なりに消化して取り組む俳優さんだなと思いました。それを見て、このドラマは成功するなと確信しました」と絶賛。

また、同作の主題歌で歌手デビューを果たすパクは「僕、実は歌は上手ではありません。それでも本当に一生懸命歌いました。その歌がこのドラマとすごく似合っていて、とてもうれしいです。歌は本当に上手ではありませんが、俳優が一生懸命歌ったというところを聞いていただければと思います。僕の歌唱力が足りない部分は、エンジニアの方がしっかり埋め合わせてくれると思います(笑)」と歌手デビューの感想を謙虚に語った。

同作は、9億円の借金をどう返していくかとうところが見どころだが、“もし9億円の借金を背負ったら?”という質問に中村は「そんなに借金があったらどうやって返せばいいんでしょう? 一生懸命働くとは思いますが…」と困惑。香月監督がすかさず「いや、破産しますよね」と冷静にツッこむと、中村は「破産します!(笑)」と笑顔で宣言。パクも「あんまりにも金額が大き過ぎて、聞いたことも見たこともないので…。正常なルートではまず返せないでしょうけど(笑)。できる限り一生懸命働きます」と苦笑しつつも、誠実さが垣間見える答えを返した。