是枝監督が広瀬を演出するのは、映画「海街 diary」(2015年)、「三度目の殺人」(2017年)などに続いてこれが5度目となる。今回の撮影について、「いつもCMの仕事はスケジュールの問題などで、なかなかお受けできないのですが、広瀬さんが出演ということで引き受けました。CMで等身大の彼女の二十歳の姿が素直に出ればいいなと思いながら撮影していました」と語り、今年成人を迎えた広瀬のありのままを、自然に映し出そうとしたという。
さらに、「CMの趣旨がすごく明快で、メッセージがあってすごくいいなと思ったのですが、“エシカル”というメッセージを映像で表現するのにどうしたら良いかと考えました。そこで“この服は一体誰の手で作られているのか?”ということを具体的な画で見せようと思いました」と明かし、実際にバングラデシュの工場で働く女性の姿を入れ込むという自身のアイデアを反映させたという。
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