鈴木勝吾が語るフェチズム「肩がキレイな女性が好き」

2019/03/01 08:00 配信

バラエティー

芝居に対しては熱く硬派な男


芝居に対しては熱く硬派な男! 主戦場はやはり舞台!


舞台「ピカレスク・セブン」、エン☆ゲキ#03「ザ・池田屋」、「ジョーカー・ゲーム」など、舞台を中心に活躍。今年も既に発表されているだけでも数多くの舞台作品が控えている鈴木には芝居に対する熱の高さを感じた。

―ー舞台へのこだわりってあるのでしょうか。

「僕の中で映像だから舞台だから、という分け方はないのですが、若い頃、壁にぶちあたった時期があるんです。その時に僕を救ってくれたのが、生で伝えられる舞台でした。そんな思いもあって、20代は演劇を中心に活動してきましたが、これからは舞台俳優ということに誇りを持って、他のジャンルでも、自信を持って取り組んでいきたいと思います」

役者人生「大好きなカレーが一口も喉を通らない時もありました!」と明かしてくれた


―ーこれまでの役者人生を振り返っていいことばかりではなかったと思いますが。

「そうですね。もちろんいいことだけではなく、いろいろ批判されたこともありました。デビューしたての頃はすべてを否定されたような気持ちになって落ち込んだこともありましたが、年齢とともに気にしなくなりましたね。誤解なく伝わって否定されたならしょうがない。だから僕はしゃべるようになったとも言えます。自分の意思を的確に伝えなければいけない、出来るだけ語弊のないようちゃんと意思を伝えることが大事だと思うようになりました」

―ー俳優デビュー10周年を迎え、これからやりたいことは。

「おかげさまで10年やり続けることができました。これからも、両親やマネージャー、お世話になった演出家など周りで支えてくれている方たちや応援してくれているファンのみなさんの期待を裏切らないよう一つひとつの仕事を大事にして取り組んでいきます。そしてさらに、自分で作品を作りたいとも思っています。年を重ねてきて、より話し合えるようになって、物づくりに対する気持ちがどんどん前向きになってきました。表現できるいろいろな環境の中で演出などクリエイティブな部分で、鈴木勝吾にしか出せない何かを出していければと思います」

鈴木勝吾は文学と哲学を愛するショーマン!


知的で気さくで、さらに可愛さすら感じさせる。そんな人間力の持ち主!


―ーここからは、ちょっとプライベートな部分に直撃。好きな本を教えてください。

「小説は昔から村上春樹さんを読んでいますし、太宰治さんも好きです。僕は哲学とか心理学が好きなんですが、太宰さんの作品には人生観、春樹さんの作品には哲学を感じます。最近は中村文則さんの作品を読みました。それから昨年、新聞社主催の“ビブリオバトル☆スター決戦”という読書好きの著名人がお薦めの1冊を紹介し魅力をアピールするイベントに参加させてもらい、僕が紹介した清水潔さんの『殺人犯はそこにいる』というドキュメンタリーを“最も読みたい本”に選んでいただきました。こちらは一読の価値があると思います」

―ー最近の気になる映画は何でしょう。

「邦画を多く観ていた時期もありますが、ここ最近は『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』、『ボヘミアン・ラプソディー』など洋画のエンタメに目が行きます。作品にならないと分からない人たちの苦労や葛藤が描かれたものに共感しますし、(自分の仕事とも重なり)辛くもなっちゃいますが(笑)」

―ー常に心掛けていることってありますか。

「好きなものを好きなだけ食べることです(笑)。好きなものは、カレー! 月に20回は食べます(笑)」

朝から続いた超ハードな撮影も楽しんで乗り切る


すずき・しょうご●’89年生まれ、神奈川県出身。’09年「侍戦隊シンケンジャー」(テレビ朝日)のシンケングリーン/谷千明役で俳優デビュー。以降、舞台を中心に活躍。今後は、DisGOONie Presents Vol.5『Phantom Words』(’09年3月)、ミュージカル『憂国のモリアーティ』(’09年5月)主演、舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(’09年6月)主演、エン*ゲキ#04『絶唱サロメ』(’09年10月)が控えている。

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