――山崎さんが演じた芽生は、どんな女性ですか?
芽生は、自分の中にこもるというか、あんまり物事をはっきり言わない、言えない女性です。昔の自分に似ているような気がします。私も昔は、何か思っていても自分の中だけで終わってしまうことがあって。
そこから、このお仕事を始めて、自分のやらせていただく役に責任を持たなきゃいけないと考えるようになってから、少しずつうまく言えるようになりました。でも、芽生もこの物語の中ですごく変化をしていきます。その変化がいとおしくて、自分が彼女の成長を見ているような気持ちになりました。
――山崎さんにとって平成はどんな時代ですか?
私が生まれてからずっと平成だったので、私の青春はすべて平成にあります。これから新しい元号になって時代が変わっても、平成を振り返る時には、きっと青春時代を思い浮かべるんだろうなと。私にとっては、そういう時代ですね。
――撮影を終えた感想を教えて下さい
ただ寂しいです。若い方々の一生懸命さやひたむきさにあふれる現場でしたし、それを導く大人の方々の温かい目もありました。アットホームな現場だったので、すごく離れ難かったです。「平成物語」というタイトルですが、新しい年号や時代になってもこのメンバーに出会えたらいいなと思います。
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