芸人俳優でいえば、宮迫博之や原田泰造、徳井義実ら“テレビ界の中心”で活躍する人気芸人が高い演技力によって俳優顔負けの存在感を放ち、重宝されてきたが、最近ではその他にもさまざまな芸人が映画やドラマのフィールドで活躍している。
例えば、現在公開中の池井戸潤原作の映画「七つの会議」に、経理部課長代理・新田役で出演しているオリエンタルラジオ・藤森慎吾。
演技経験も着実に重ねており、芸人としてだけでなく、演技でもすっかり“チャラ男”キャラクターでおなじみだが、本作では全く異なる役柄に挑戦している。
主人公・八角(野村萬斎)の所属する営業部のあら探しに執念を燃やし、全女性を敵に回すかのような「クズ」っぷりが反響を呼んでいる。
4月期には山下智久主演ドラマ「インハンド」(TBS系)への出演も決まるなど、今年俳優としてもさらなる活躍に期待がかかる。
そして放送中のドラマでも、芸人の出演が話題に。竹内結子主演の「―QUEEN」(フジテレビ系)では、アキラ100%がゲスト出演。
自然な演技や、芸人としての姿とは違う“スーツ姿”だったこともあり、「エンドロールで初めてアキラ100%だって分かった」「最初は気付かなかったくらい自然」とSNSが大きく沸いた。
そんなアキラ100%は、本名の大橋彰名義で7月6日(土)公開の映画「こはく」に出演。井浦新と兄弟役を務める。
他にも、3月15日(金)公開の映画「君は月夜に光り輝く」では、ジャングルポケット・斉藤慎二が遊園地を楽しむおじさんとして出演したり、8月16日(金)公開の映画「ダンスウィズミー」にはやしろ優が催眠術のサクラとして出演&歌って踊るなど、今年は芸人が脇を固めて盛り上げる作品が盛りだくさん。
メインキャストだけでなく、脇で光るバイプレーヤー芸人俳優にも注目してみては?
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