テレビ朝日系で放送中のアニメ「クレヨンしんちゃん」のコミック連載開始20周年を企画した新企画「SHIN-MEN」が、11月26日(金)放送の1時間スペシャル「オラは過去を振り返らないタイプ。でもね!クレヨンしんちゃん20周年スペシャルだゾ」(仮)より開始されることがわかった。
「クレヨンしんちゃん」は、いたずら好きで生意気な5歳の幼稚園児・野原しんのすけが巻き起こす騒動と、それに振り回される大人たちを、ギャグを交えて描く人気アニメ。原作は'90年8月に「Weekly漫画アクション」(双葉社)で連載が開始され、'92年4月にはテレビ朝日でテレビアニメの放送がスタート。ことし7月で連載20周年を迎えた。
新たに始まる企画「SHIN-MEN」の舞台は、いつもの“かすかべ”とは違うパラレルワールド“しん次元”。特殊な能力を持った5人のしんのすけが、悪いブタ5人組“TON-MEN”から人々を救おうと奮闘する。5人は“炎”“水”“風”“緑”“鉄”のエレメントを象徴する超能力を操り、敵と闘っていく。
「クレヨンしんちゃん」でありながら、“しんちゃん”ではない正義の味方が活躍するSFストーリーだが、ギャグが散りばめられた作品のテイストはそのまま。敵対する“TON-MEN”はマヌケな悪役で、対する「SHIN-MEN」も敵の悪だくみを阻止できたことがないという設定になっている。
この「SHIN-MEN」シリーズは‘09年に亡くなった原作者の臼井儀人氏が気に入っていた企画だそうで、11月26日(金)の1時間スペシャルで登場後、1カ月に1回程度のペースで放送されていく予定。また、コミック化も決定しており、「月刊まんがタウン」12月号(11月5日発売)から掲載予定で、テレビアニメとは異なるストーリーが展開されていく。
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