15周年の山崎まさよし 今なおギターの持ち方研究中?

2010/10/30 11:00 配信

芸能一般

アルバム『HOBO's MUSIC』をリリースした山崎まさよし。デビュー15周年として愛用のギターをモチーフにしたアクセサリーが完成撮影=加藤亜希子(Image)

ことしデビュー15周年を迎えた山崎まさよしが、10月27日にニューアルバム『HOBO's MUSIC』をリリース。これに合わせて、本人のロングインタビューや各界著名人からのメッセージなどを掲載した、15周年を振り返る「別冊カドカワ 総力特集 山崎まさよし」も発売。また、造形作家・市川治之氏とのコラボレーションとしてオリジナルのギターアクセサリーも制作された。山崎に「別冊カドカワ―」についてや、アクセサリーのモチーフとなった、山崎愛用のギターについて話を聞いた。

――デビュー15周年記念の「別冊カドカワ 総力特集 山崎まさよし」が出来上がりました。山崎さんのインタビュー以外にも福耳座談会をはじめ、Charさん、奥田民生さんなど多くの方が登場されていますね。

「(本誌を手に取って)うわ! いっぱい出てくれてる! 大杉漣さんも!! “福耳座談会”とか、僕のいないところで勝手にやったんでしょ、聞きました(笑)。これからゆっくり楽しんで読もうと思います」

――山崎さん愛用のギターをモチーフにしたアクセサリーも出来上がりましたね。ギターケースのペンダントも作ろうというのは、作家の市川さんの案で「ギターは使わないときはギターケースに入れておくもの。ケースの中にギターが収まっている姿がいちばんの見せ場だと思って制作しました」と、こだわりがあるそうです。

「これ、よく作れましたよね! シルバーで重みがありますね。(ケースにギターを収めてみながら)きちっと入るんだ。これなら飛行機に乗せても…『これ預かってもらえますか?』『手荷物コレだけですか?』とかって(笑)」

――ギター好きの間では、「ギブソン・サザンジャンボといえば山崎まさよし」のように言われていますね。

「いやいや…光栄ではありますけどね。ギターに関して浮気をしないというか、1回肌になじんだものはなかなか手放す理由がないですから。それ1本あったらあとはこっちが腕を磨いていくしかないなと」

――音以外で、例えばビジュアル的に気に入っているところは?

「ブラウンサンバーストっていって、そんなに使ってなくても使い込んでる感じに見える(笑)、そんな風合いがあるところや、ネックの感じとか。おっさんのギターって感じがするのもなかなかいいんじゃないですか。女性にはちょっと大きいんですけどね。ストラップは革でちょっと太目のものを付けてます。ストラップに飾りは何も付けないです。自分で見えないから(笑)」

――暇さえあればギターを弾いているイメージですが、1日にギターは何時間くらい持ってるんですか?

「時間は計ったことないけど…。持て余す時間とかありますよね、空白というか。そういうときにね。指動かしてるとボケないとか言うし。でも、僕はボケから始まってますからね(笑)。リハビリですよ」

――ギターを始めたころなど、持ち方を研究したことはあったんですか?

「今でもしますよ。どう弾くのが体に一番合ってるのかなって今でも考える。使い込んでるギターでも、もっと下げた方が弾きやすいんじゃないかとか…。(自分の姿の)見た目は気にしたことないけど。位置が高過ぎても変だし、低過ぎても何がしたいんかよく分からんし(笑)。でも、“ギターが似合う”っていうふうにはなりたいですね」