――「おたすけJAPAN」第3弾放送へのお気持ちをお願いします。
日本の技術が世界で通用することを証明できる番組だと思います。今回、ロケにも参加させていただいて、日本の技術で現地の方々を“おたすけ”できることもありますが、現地の方の技術、漁の仕方や、ジャングルでの獲物の捕らえ方など、こちらが“おたすけ”されることも多々ありました。
日本から来た僕にとても優しくしてくださり、漁がうまくいくようにとネックレスを授けてくれました。村の皆さんに受け入れてもらえたような気がして、とてもうれしかったです。言葉が通じなくても、それぞれの技術とお互いを敬う思いで、寄り添うことができるんだと強く感じました。
――今回はおたすけサポーターとしても参加。過酷なロケになったかと思います。ご感想をお願いします。
日本を出発し、飛行機、車、船と乗り継いで、およそ40時間かけて、アマゾン、ケチュア族の村に到着しました。事前に四国の四万十川で学んできた日本の伝統漁法、投網をアマゾンの川でチャレンジしました。
アマゾンでは太陽の日差しから逃れる事ができず、また揺れる船の先端から投げるのでバランスを取るのが難しく、何回も何回も網を投げる中で、どんどん体力を奪われていきました。
過酷な数日間ではありましたが、現地の皆さんの笑顔が原動力になり、乗り切ることができました。四万十川でご指導いただいた漁師さんの思いも背負っての挑戦です。さて、網にアマゾンの魚はかかったのか。お楽しみに。
――印象に残っている出来事やエピソードを教えていただけますでしょうか?
アマゾンでは寝るのも大変でした。僕の寝床に大きなタランチュラがいたり、日本では見ない大きなゴキブリも3回、僕の肩に乗っかりました。一人で部屋の中で大暴れしながらの格闘です。
寝る時は寝床についている蚊帳の中で過ごすのですが、どんどん虫が蚊帳に寄ってきて、迫ってくるようで安心して寝られないんです。
しかし、これも不思議なことに3日もたてば何も気にならない。虫は大っ嫌いですが、そんな事は言っていられない環境で、それに適応していく自分にも驚きました。アマゾンは僕のメンタルを強くさせます(笑)。
――視聴者へメッセージをお願いします。
日本の技術が国境を越えてアマゾンの奥地で、人を幸せにし、そして笑顔が溢れる瞬間をぜひご覧ください。アマゾンは知れば知るほど、見れば見るほど奥が深い。人生で一回はアマゾンへのチャレンジ、皆さんもいかがでしょうか。
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