平井堅が世界的ミュージシャンと豪華共演!“僕も座って見ていたい…”

2010/10/30 12:00 配信

音楽

アンコールで熱唱するラウル・ミドン、ロバータ・フラック、平井堅(右から)

平井堅が世界的なミュージシャン、ロバータ・フラックとラウル・ミドンと共演したライブ「WOW FES! presents The Miracle of Music Ken Hirai with Roberta Flack and Raul Midon」が10月26日、東京・日本武道館で開催された。

ことしデビュー15周年を迎えた平井は、全15公演の全国ツアー「Ken’s Bar 2010 Summer」や8年ぶりの海外公演「Ken’s Bar in N.Y.」を敢行するなど、精力的なライブ活動を行っている。そんな平井が15周年という記念の年に、敬愛するソウルクイーン・ロバータ、そして“スティービー・ワンダーの再来”との異名を持つラウルとの豪華共演を果たした。

26日、27日の2夜限りで行われた本ライブは、2公演で1万6千人を動員。めったに見られない豪華ライブとして話題を呼び、急遽追加席を発売するなど、開催前から大きな反響を呼んでいた。

この日は、各人30分のソロパフォーマンスのほか、3人が入り乱れてデュエットをするパフォーマンスも見られ、平井とラウルは「Someday we’ll all be free」、平井とロバータは「Where is the Love」、最後にラウルとロバータがロバータの代表作「Killing Me Softly with His Song」を熱唱し、3組の豪華デュエットに会場からは歓喜の声が上がった。

さらに、アンコールでは3人が手を取り合って登場し「You’ve Got a Friend」やほか1曲をソウルフルに歌い上げた。また、歌唱中には平井が、ラウルが得意とするトランペットの音を口から発する“ボイストランペット”の真似を試みるも失敗するという一幕も見られ、会場は笑いと温かい空気に包まれた。

平井は「今回、すばらしいお2人と同じ舞台に立てることを非常に光栄に思います。本当言うと、そっち(客席)に座って見たいくらい、きょうのライブを楽しみにしていました。リハーサルの時から本当に楽しくて、音楽のすばらしさをこの2人のミュージシャンから改めて教わった気がします」と尊敬するミュージシャンとの共演に感激の心中を明かし、“The Miracle of Music=音楽の奇跡”を楽しんだ。