バラードシンガー・西浦秀樹が、安全地帯の名曲「悲しみにさよなら」をカバーし、2月27日にシングルとしてリリースした。
その経緯には、昨年9月、安全地帯フルカバーライブを行った際、安全地帯のベース・六土開正がゲストで登場し、同じステージに立ったことがきっかけとなっている。ライブの打ち上げにて、西浦は六土に、「子供の頃から大好きだった安全地帯を尊敬する想い」や、「共演できた喜び」、そして叶わないと思いながらも「カバー編曲」をお願いしたところ、承諾してもらうことができたという。さらに、編曲には安全地帯のギター・武沢侑昂が担当した。
楽曲選定にあたっては、西浦のこれまでの楽曲を聞いてもらい、どの楽曲をカバーするかを打ち合わせし、声質や歌声を踏まえて話し合った結果、満場一致で「悲しみにさよなら」に決定したという。また、ボーカルレコーディングでは武沢氏がディレクションを担当し、安全地帯のギター・武沢侑昂、ベース・六土開正、ボーカル西浦秀樹の3人による「悲しみにさよなら」が完成したという。
西浦は「レコーディングでは、やはり武沢さんのディレクションは素晴らしかったです。『玉置浩二さんのディレクションも手がけてきたんだよ』とレコーディング直前にマネージャーさんに言われ、相当な覚悟で挑みました。自分がこれと思ったテイクはあまり採用されず、悔しい面もありましたが、武沢さんが選ばれたテイクをまとめて聞いてみると、今までの表現方法とはまた違う新たな一面を引き出して頂いた感覚でした。T.Dではすごく細かい所まで繊細に歌が引き立つよう編集して頂きました。早く皆さんに届けたい。そしてこの感覚を1日でも早く身につけて1日でも早く皆様の前で歌いたいです。」と喜びの声を語った。
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