小説家デビュー作「トラペジウム」(KADOKAWA)がヒットしているが、「表現者としてどちらが表現しやすいか?」という質問に「本心を語ると文章の方が語りやすいです。
ただ、私はアイドルが好きでアイドルになりたくてアイドルになったので。アイドルと言えばカメラの前で楽しそうに歌っている姿や、番組でいろんな表情をしたり、そういう表情も大切だと思うので、乃木坂46にいる間は両方で伝えられたらなって思います」と返答。
「昔から好きな言葉が克己心だったので、“己に克つ”という意味では、『トラペジウム』にお声を頂くくらい、写真集の感想もいただけたらなって思っております。
正直、書店で文章(小説)と写真(写真集)の二つが並ぶというのは、それだけでも胸がいっぱいなので、買っていただけたらうれしいですけど、残せたということが私の中でも一つの達成だなって思っています」と語った。
また、写真集が大ヒットしている白石麻衣、生田絵梨花の名前を挙げられると、「今までも人と比べるのが苦手で、同じ土俵で立って勝てる気がしていないという中で生まれたのが『トラペジウム』だと思っています。
誰も挑戦していない道を進みたいと思ったからこそ書けたものだと思うので、これからも人に勝つよりは自分に勝つ、克己心で挑みたいなって思います。(白石、生田のことは)本当にメンバーとして尊敬しています」と答えた。
写真集の自己採点を聞かれると悩み、「おこがましい」を5回も口にしつつ、「本当に自分のできるベストを尽くしたと思うので、自分の知っている一番大きい数字は京なので、9000(京)…いや、おこがましいから、やっぱり100…点。
思い切りの足りないのが悪いところだと思うんですけど、数字で表すのは難しいですね。このうれしさを文章でも伝えていきたいです」と、心境を明かした。
会見終了後には「こんなにたくさんの方に写真を撮っていただいて、お話を聞いていただけて、本当にありがとうございました。
私は一つ一つを噛みしめている時期ですので、あ、卒業はしないんですけど(笑)、本当に噛みしめている時期なので、本当にうれしいです。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べ、報道陣をほっこりとさせた。
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