――今回の単独ツアーのタイトル「星幻想」(スターファンタジー)はどちらが考えられたんですか?
瀧上:これは、どちらでもないんです(笑)。僕らを毎年撮影してくれているカメラマンさんが考えてくれています。その方は、一流のカメラマンなんですけど、撮影もほぼノーギャラでやってくださっていて、「今年はもういい加減にしてくれ」ってずっと言われているんですけど、ずるずるともう10年以上(笑)。
――ボランティアのような仕事ですね。
瀧上:カメラマンさんは、“罰ゲーム”って呼んでいて、「この罰ゲームいつまで続くんだよ」って言われています。
その方が、「そのタイトルじゃ絵が浮かんでこないよ。例えばこういうのはどうだ」みたいなことをおっしゃったのがきっかけで。
その人が撮影とかいろいろ準備してくれるんで、気分を害さないように、5年くらい前からほぼその人が決めるようになったんですよ。
ちゅうえい:俺らも一応考えていくんですよ。でも、どうせボツになるので、捨てタイトルを持って行っています(笑)。
瀧上:今回は「聖闘士星矢」のパチンコをしている時に思いついたって言っていました。「聖闘士星矢」のオープニング主題歌が「ペガサス幻像(ファンタジー)」なんですよ。
ちゅうえい:僕らのネタ、ファンタジーなところがありますもんね(笑)。
――テレビにも継続して出演されている中で、毎年単独ライブをしてネタにこだわる理由を教えてください。
瀧上:ネタは、2人が戻る秘密基地みたいになっていますね。お互いがそれぞれの仕事をして、年一回戻って来る場所みたいな。流れ星の基地みたいな感じです。
ちゅうえい:家だよね、本当。ここがないと、2人は何者なんだってなるから。自分たちはお笑い芸人なんだなって確認できる場所ですよね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)