活動休止前の大黒摩季、最後の仕事は吉川晃司との最強コラボ！

12月18日（土）から公開される映画「劇場版　仮面ライダー×仮面ライダー　オーズ＆ダブルfeat.スカル　MOVIE大戦CORE」の主題歌を歌う、大黒摩季と吉川晃司のコラボ音楽ユニット「DaiKichi～大吉～」のレコーディングが10月31日、都内で行われ、レコーディング後の囲み取材に応じた。現在、テレビ朝日系で放送中の「仮面ライダーオーズ/OOO」の主題歌も歌っている大黒は、10月末での活動休止を宣言しており、この日のレコーディングが休止前の最後の仕事となった。

吉川は、ユニット結成に関して「ワクワクしました。大黒さんの曲は以前から聞いていて、ものすごく良い歌を歌う方なので、これはいけるんではないかと」と期待を膨らませていたよう。作曲を手掛けた主題歌「HEART∞BREAKER」については「今回の作品のテーマをどう表現するかを考えて作りました。ノリもいいし、良い楽曲ができたと思います」と太鼓判を押し、大黒に「早く帰ってきてね、じゃないとこれ歌えないから（笑）」と笑顔でエールを送った。

その大黒は、吉川とのコラボについて「光栄です！　アマチュアのときからずっとファンで、すごくあこがれていたんです。アルバイトで（布袋寅泰とのユニットの）COMPLEXのライブにも潜り込んだことがあって“吉川さんだー！”って思って見上げたら、布袋さんだったということもありました（笑）。いつか会いたいな、一緒に歌えたらいいなと思っていた夢がかなって幸せです。この曲のサウンドを聞いたときも“吉川晃司だー！”って思いました」と感無量の様子。活動を休止し、療養に専念することに関しては「しっかり頑張ってきます！　今が一番熱いところにいるから、ここでスパッと切り上げたほうが身を入れて休めるかなって思います。明日は（気が抜けて）チーンってなってるかも（笑）。ずっと前のめりな生き方をしてきたから、止まっちゃうのは嫌です。ライブもまだまだやりたいし、やめたくない。本当に悔しい！」と歌手業への思いを語りつつも、「仕事の書類が積み重なっているので、お休みに入ったら10年間の整理をしないと。あと、10年の間にたくさんの人に出会ってきたので、そこも一度整理して、出会いを復活させたいなって思います」と、これからの意気込みを語った。

最後に大黒は「これからもアゲアゲで頑張ります！　本当に今までありがとうございました。また戻ってきたときは、これを歌って熱くスタートするので待っていてください」と、ファンに向けてメッセージを送った。