黒羽麻璃央「親がそわそわ」梅沢富美男との意外な接点が明らかに

2019/03/06 16:59 配信

バラエティー

黒羽麻璃央コメント


黒羽麻璃央の祖母と梅沢富美男の伯母が古くからの友人だという、意外な接点を持つ二人(C)フジテレビ


――黒羽家と関係の深い梅沢さんに初めて会った感想はいかがでしたか?

OAを見た親族が喜ぶ姿が目に浮かびます(笑)。今回の出演に際して、スタジオで披露するための僕の小さい頃の写真などが必要だったので、親に連絡したのですが…その時点で声のトーンもなんだかいつもと違って、すでにそわそわしていました(笑)。

梅沢さんは黒羽家としてもずっとお世話になっている方なので、今回初めて共演させていただき、とても光栄でした。収録前、楽屋へごあいさつに伺うまでは緊張していたのですが、実際お目にかかるとすごく気さくに接してくださって…とにかく懐の深い方だなと改めて感じました。

――北九州市には行かれたことは?

イベントの仕事で小倉に2回行ったことがあったのですが、そのときの印象としては、B級グルメ含めとにかくご飯がおいしいというもので、がっちり胃袋をつかまれました! そのあたりは今日のスタジオでも村上さんがずっと熱弁されていて、すごく面白かったです(笑)。

――黒羽さんは仙台出身ということで、先日「みやぎ絆大使」にも就任されましたが、3月11日を前に今思うことがあれば教えてください。

当時、僕はまだ高校生で、自宅も幸い全壊とまではいかなかったのですが、結構ダメージを受けました。

また、寒い中5時間並んで、家族分のカップラーメンを3個買って、それを持って帰る時も透明のビニール袋だと危険だからと、中身が見えないように紙袋に入れたり…いろいろときつい経験でした。

一方で、1カ月近くお風呂にも入れなかった間、近くの美容室が“お一人さま一日1回”無料でシャンプーをしてくれたり、友達と一緒に遠くまで食料を探しに行ったりなど、みんなで助け合いながら生きるということ学びました。

亡くなられた方々もいっぱいいらっしゃるので、どういう表現が良いのか難しいのですが、震災を通じて家族や友達との絆が深まったという意味では、僕個人としては普通の高校生ができないような経験をできたのかなと感じています。

“絆大使”には、香川真司さんなどそうそうたるメンバーの方々と一緒に就任させていただいたのですが、とにかく地元に貢献して、町を元気にしていきたいですね。

就任式というものはなかったのですが、先日仕事で仙台に帰ったときに、宮城県知事さんからのお手紙をいただきました。改めてとても身が引き締まる思いです。