テレビ朝日系で来春放送予定の「ドラマスペシャル 味いちもんめ」の囲み取材が都内のスタジオで行われ、主演を務める中居正広が出席した。
「味いちもんめ」は '95年に放送が開始され、'96年に第2シリーズ、'97年と'98年にスペシャルドラマが放送された人気シリーズ。中居の初めての連続ドラマ主演となった作品で、中居演じる見習いの板前・伊橋悟がさまざまな壁にぶつかりながらも、持ち前の明るさと前向きな姿勢で成長していく姿を描く。
今作は、京都の老舗料亭「菊華庵」が、マスコミから食品偽装問題で追求されるところから物語がスタート。老舗料亭による食品の産地偽装に世の中が騒然となるが、そこへ熱血料理人の伊橋が立ち上がり、腐敗した料亭の改革に乗り出す。料亭「藤村」の花板・熊野新吉役の小林稔侍や、「藤村」の板前・山口忠役の柳沢慎吾などのレギュラーキャストもそのまま。また、伊橋の元で働き始める「菊華庵」の御曹司・安達信太郎役に山本裕典、信太郎の姉・安達真由美役に貫地谷しほりと新しいキャラクターも登場する。
囲み取材で、中居は「ドラマを1年半くらいやってなくて、いつドラマやるのかなと思ってたんですが、まさか『味いちもんめ』をやるとは…」と自身でも驚きだった様子。共演者については「同窓会みたいでなんか気持ち悪いですね。芝居もあの時の自分に戻ってしまう感じ」と感想を語った。
また、中居は15年前に「味いちもんめ」の主演が決まった際を振り返り、「15年前、今度ドラマをやるプロデューサーが来るから、会社の人に会いなさいって言われたんです。その方と会って、感じ悪くあいさつをしたことを覚えてます。『おれドラマなんてやらないから。司会やりたいから』みたいな感じだったんです(笑)」と告白し、集まった記者たちを笑わせた。
しかし、中居にとって「味いちもんめ」とはどういう作品かを聞かれると、「間違いなく僕の年表を作るとしたら、太字になるような作品。一番最初に主演として起用していただいたドラマなので、お芝居をするにあたっては絶対に切り離すことのできない、切り離せない作品です」と、同作への強い思いを明かした。
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