“ひよっこ”が帰ってくる!三男役の泉澤祐希「現場は“オムレツ”みたいな感じ」

2019/03/20 08:00 配信

ドラマ

「ひよっこ2」で三男を演じた、泉澤祐希写真=大石隼士

奥茨城出身のヒロインが家族のために東京で働き、奮闘する姿を描いた連続テレビ小説が、「ひよっこ2」(NHK総合、3月25日月曜~28日木曜夜7:30-8:00)としてカムバック!その中で主人公・みね子(有村架純)と時子(佐久間由衣)の幼なじみの三男を演じてきたのが、泉澤祐希

彼に作品については話を聞いた。

――2年振りの現場となった本作。その感想は?

「物語の設定も撮影自体も2年ぶりでしたが、役の上でも現場も何にも変わってなくて。当時と変わらず『やろ、やろ』という感じで撮影が始まりました(笑)」

――変わりないというが、今回のSPドラマでの三男は、就職先の米店の娘・米子(伊藤沙莉)と結婚している。

「結婚したので少しは大人になっていると思いますが、米子とお父さんにはやっぱり振り回されてます。あんなにされたら、僕自身は耐えられないなーって思うんですけどね(笑)」

――6歳のときに子役としてデビューし、数々の現場を経験してきた泉澤。その中でも「ひよっこ」の現場には特有の空気が流れているという。

「とにかく柔らかいんです。卵で例えると目玉焼きじゃなくて、オムレツみたいな感じ。たとえ、長ゼリフがあっても長いと感じないですし。一人一人がしゃべりやすい言い回しを脚本の岡田惠和さんが考えてくださっているからだと思います」

――登場人物の一人一人が丁寧に描かれているからこそ、人々の心を癒やす作品に仕上がっている。

「今回も日常がゆったりと流れているのでほっこりしていただけると思います。三男は僕にとって時間が空いてもすぐ演じられる大好きな存在なので、もっと演じたい。今回はできませんでしたが、(みね子が勤める)すずふり亭とうちの米店は遠くないはずなので、次回はぜひうちの米店と契約してもらいたいです(笑)」

取材・文=及川静

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